3メガバンクが人事制度を大刷新、それでも残った「2つの壁」とは

5月7日(火)6時0分 ダイヤモンドオンライン

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『週刊ダイヤモンド』5月11日号の第1特集は「人事大激変〜あなたの評価、給料が危ない〜」。かつての社内エリート集団、人事部がピンチに立たされている。欲しい人材の採用難や働き方改革法への対応に忙殺されており、戦略的な人事戦略を遂行できなくなっているのだ。人事部の機能不全は、われわれ働き手である社員の評価、給料にもダイレクトに影響してしまう。人事大激変は働き手の自立をももたらすシビアのものになるだろう。



「銀行の常識は世間の非常識」とはよく言ったものだが、まさにその一つと言わざるを得なかったのが邦銀の人事制度だ。


 毎年、大量の新卒を一括採用し、数年ごとに人事部が適材適所に異動させて“自行仕様”に育て上げ、熾烈な出世レースを勝ち抜いた者を役員へと引き上げる──。邦銀の人事部は、「日本的雇用慣行」の超成功モデルの先導者として、こうした“古き良き”日本の人事制度を脈々と継承してきた。



 しかし、旧態依然とした人事部を有するメガバンクですら、聖域だった人事制度にいよいよメスを入れ始めている(図版参照)。


 現行の人事制度を破壊することの副作用より、時代に乗り遅れるリスクの方がよっぽど大きくなっているからだ。


 優秀な新卒の確保は、労働人口が減っていくにつれて難しくなることが目に見えている。採用できたとしても、若者世代は「就社」の意識が低く、キャリアアップのためなら転職もいとわない。銀行を取り巻く環境もフィンテックの台頭で異業種が決済事業に参入するなど激変している。新卒の“純粋培養”だけでは、もはや成長がおぼつかなくなっている。


 激化する競争を勝ち抜かなければならない邦銀にとって、既存の人材の最大活用と、外部の高度人材の受け入れ素地の整備は焦眉の急なのである。





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