オリックス生命、AIアバターとの対話で効果的に育成する「exaBase ロープレ」を導入
2025年5月7日(水)10時47分 PR TIMES
株式会社エクサウィザーズ(東京都港区、代表取締役社長CEO:春田 真、以下エクサウィザーズ)は、オリックス生命保険株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:片岡 一則、以下オリックス生命)が「exaBase ロープレ」を導入したことをお知らせします。exaBase ロープレはAIアバターを利用して、設定したシナリオに基づいたロールプレイングと定量的な評価が可能なサービスです。オリックス生命は顧客対応のコールセンター業務に導入することで、新入社員を効果的かつ一定の基準で育成しつつ、教育役のベテラン社員の負荷の4割削減を見込んでいます。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/30192/345/30192-345-d8d132c4de50ead022dd3f093014a594-1200x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
オリックス生命では毎年4月から、コールセンター部門に配属される新入社員の研修を行っています。お客様からの住所変更などの要請に対して、丁寧かつ的確な言葉使いで対応する必要があるため、業務に精通した多数のベテラン社員が割り当てられていました。従来は約2か月間、約5人のベテラン社員が担当していました。
これに対してこのたびエクサウィザーズのexaBase ロープレを採用し、ロールプレイングによる研修の約4割で活用を始めました。当社のお客様における、生命保険業界でのコールセンター窓口業務でのAIロープレの導入は初となり、同業界においても先駆けた事例となります。
☑︎exaBase ロープレの主な特徴と活用内容
(1)自社独自のシナリオの設定
オリックス生命のコールセンターにおいて蓄積したノウハウや、あらかじめ用意しているスクリプト内容を基にしたデータをAIが参照。実際のコールに近い対話シナリオを設定しています。不適切な発言である「NGワード」をあらかじめ定めておき、その有無のチェックも行います。
(2)自由なAIアバターとの会話
AIアバターは、性別や年齢などを自由に設定可能ですが、今回はオリックス生命が想定するお客様のアバターを新たに設定できるようにしました。プロファイルとして「お急ぎのお客さま」や「じっくり話を聞きたいお客さま」などのパターンを用意しました。
(3)担当者への同一基準での評価
ロールプレイングの結果はあらかじめ定める評価基準に基づいて、100点満点で評価します。AIによる個別のフィードバックも提示され、それぞれの担当者が課題をより自分ごと化できるため、向上に向けたモチベーションも働きます。適切な敬語で対応しているかどうか、不要なつなぎ言葉であるフィラーの有無などもチェックできます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/30192/345/30192-345-750eab70ab39478db58c21cfb2826bac-929x318.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]画面 exaBase ロープレの評価と振り返りの画面(一般的な画面例、出所:エクサウィザーズ)
(4)研修状況の確認
各新入社員がロールプレイング研修をどの程度進捗させているのか、基準をクリアしているのかなど、管理者側が一覧して確認できます。どのような内容を受け答えしたのかのテキスト、動画も記録可能です。
exaBase ロープレについて詳しくは、下記のサイトをご覧ください。
https://exawizards.com/exabase/roleplay/
exaBaseはエクサウィザーズの登録商標です。
【エクサウィザーズ 会社概要】
会社名 :株式会社エクサウィザーズ(証券コード4259)
所在地 :東京都港区芝浦4丁目2−8 住友不動産三田ファーストビル5階
設立 :2016年2月
代表者 :代表取締役社長CEO 春田 真
事業内容:AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決
URL:https://exawizards.com/