なぜ6月は新興株が上がりやすい?ボーナスとの関連性

5月8日(火)12時20分 All About

6月相場はボーナス月でもあり、投資家が株を買いやすい時期といわれています。そこで今回は、6月相場がどのような傾向があるのかを調べてみました。

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6月株式市場の傾向

6月相場はボーナス月です。個人投資家の手元資金が潤沢になることから、株価が上がりやすい時期といわれています。そこで今回は、6月相場がどのような傾向があるのかについて、過去の株価データから統計的に検証してみました。

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検証対象:全銘柄
検証期間:1990/03/01〜2018/04/30
1銘柄当たりの投資金額:20万円

買い条件
・5月末の最終営業日の寄り付きで買い

売り条件
・25日経過後の翌日営業日寄り付きで売り

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5月末に全銘柄を購入し、25日経過後に売却した場合について検証を行います。仮に、勝率が50%以上で損益がプラスならば、6月は株価が上がりやすい月となります。反対に、損益がマイナスであるならば、6月は下がりやすい月と言えるのではないでしょうか。以上のルールで過去のデータを用いて検証した結果は、以下の通りです。

■株式市場の傾向(6月)の検証結果
システムトレードの達人

勝率: 50.94 %
勝ち数: 41,922 回
負け数: 40,382 回
引き分け数: 2,115 回

平均損益(円): 2,206 円  平均損益(率): 1.10 %
平均利益(円): 18,107 円  平均利益(率): 9.05 %
平均損失(円): -14,185 円  平均損失(率): -7.09 %

合計損益(円): 186,257,215 円  合計損益(率): 93,128.95 %
合計利益(円): 759,066,516 円  合計利益(率): 379,543.19 %
合計損失(円): -572,809,301 円  合計損失(率): -286,414.24 %

PF: 1.325
平均保持日数: 27.52 日

以上が、株式市場の傾向(6月)の検証結果です。検証結果を見てみると、勝率は50.94%、1トレードあたりの平均損益は1.10%です。勝率はほぼ50%ではあるものの、平均損益もプラスな上、損益の推移は右肩上がりに上昇しています。総合的に見て、6月は上がりやすい月と判断できるでしょう。

6月相場が上昇しやすい要因として、6月がボーナス月である点が挙げられます。個人投資家の手元資金が潤沢になることから、6月からは投資意欲が強まり、株価が上がりやすい傾向があるのでしょう。今回の検証では、6月相場が上がりやすい傾向にあることがわかりました。次は、このような6月の株式市場で特に好調な銘柄を確認してみましょう。

6月の好調銘柄ランキング

システムトレードの達人

上記の表は先ほどの検証結果において、勝率が高かった銘柄のランキングです。ランキング上位の銘柄から特徴を見ると、 ・【JASDAQ】フジコー……勝率92% ・【JASDAQ】エスプール……勝率90% ・【JASDAQ】タツミ……勝率90%などの企業が、6月相場と相性がよいといえるでしょう。

これら銘柄は、すべて新興市場に上場している銘柄です。6月はボーナス月であることから、個人投資家の手元資金が潤沢になります。新興株市場は、個人投資家に好かれる傾向があります。そのようなこともあり、6月に投資を行う際は、ジャスダックやマザーズなどの新興市場が上昇しやすいのでしょう。あなたがこれからの投資を考える際は、ぜひ、新興市場に注目してみてはいかがでしょうか。
(文:西村 剛)

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