この4月からの賃金上昇の恩恵を受ける 隠れた3大分野の好業績株とは?

5月10日(日)7時10分 ダイヤモンドオンライン

今年の春闘の賃上げ率回答一次速報は昨年を上回った。自動車メーカーをはじめとした日本の主要企業が賃金を引き上げたためだ。企業業績の好調や人手不足も後押しとなり、日本全体にこの流れが広がる可能性が高くなっている。その恩恵を受ける隠れた好業績株を紹介しよう。


プチ贅沢の需要を取り込む企業を狙え、

賃上げ分を投資に回す人も増える!


 国内の消費も徐々に回復する中、内需株にも好業績企業が出てきている。さらに、賃金上昇による消費の活発化で、現在好調な企業のさらなる成長に期待できる。新興企業などの高成長株の動向に詳しい岡三証券のストラテジスト小川佳紀さんは、次のようにアドバイスする。


「賃上げは内需企業の大きな成長要因となります。内需の高成長株は、株価も上昇しており、割高に見えるかもしれません。しかし、最高益や連続増益を続けている点に加え、賃金上昇の恩恵を受けるような株は、まだまだチャンスがあります」



 賃金上昇によって、お金が向かう先としてまず考えられるのが、少し贅沢なものだ。アパレルブランドのネット販売を展開するスタートトゥデイ(3092)は15年3月期も最高益となる見通し。国内外の人気ブランドを取り扱っており、賃金の上昇でプチ贅沢の消費を大きく取り込める可能性が高い。ネット通販の取扱高が年々増加している点も追い風だ。



 さらに、賃金の上昇で家の購入を控えていた人が、住宅購入に踏み出す可能性も。東京や神奈川を中心に不動産を販売するオープンハウス(3288)は15年3月期も過去最高益となる見込みだ。日本全体の人口減少が続くものの、首都圏への人口流入は続いており、狭小地などを取り扱うノウハウを持っている同社は今後も高い成長が期待できる。



 またまったく違った見方をしているのがIMSアセットマネジメント清水秀和さん。


「賃金は上昇したものの、将来への不安から賃金上昇分を投資に回す人が増える可能性が高く、個人向けの投資商品販売に強みがある大和証券グループ本社(8601)も隠れた賃金上昇で恩恵を受ける株と言えるでしょう」

ダイヤモンドオンライン

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