胃の腑から難問を解決! 幕末グルメ譚『お茶漬けざむらい』5月13日(火)光文社文庫より発売!

2025年5月12日(月)14時46分 PR TIMES

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編物講師の家の三代目として生まれ、2023年、『編み物ざむらい』で第12回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろし新人賞を受賞した横山起也氏。同シリーズなどでファンを増やし続ける氏の新境地とも言える新作がお目見えします。

黒船来航以来、尊王攘夷、勤王佐幕と世相も民心も揺れに揺れる江戸幕末。
舌の良さしか取り柄のない若き落ちこぼれ武士・妹尾未明(せのお・みめい)は、ある晩、ひょんな縁から当代随一の人気絵師・河辺仁鶴(かべ・にかく)と出会う。
仁鶴に背中を押されながら唯一の“武芸”、「お茶漬け」で次々と難題を解決に導き、本人の意思とは裏腹に「お茶漬けざむらい」と呼ばれるまでに。
その未明に将軍の食を司る膳奉行・四条園城魯山(しじょうそのしろ・ろざん)の長男・華山(かざん)が宣戦布告! 2人は舌勝負で対決することとなったが——

【目次】
第一章 海苔の茶漬け
第二章 ぺそら漬けと水まま 一
第三章 だしの茶漬け
第四章 ぺそら漬けと水まま 二
第五章 牡蛎の茶漬け
第六章 鮪の茶漬け
第七章 刺身の茶漬け
第八章 茶漬け屋の茶漬け

〜著者・横山起也氏より『お茶漬けざむらい』刊行によせて〜

『お茶漬けざむらい』の舞台である幕末は、「急速な変化がおこり、すべての人々が戸惑う時代」ではないかと思います。
それにくわえ、様々な主義主張が入り乱れ、戦乱の影が落ちはじめるところなど、いま私たちが生きているこの時代に少なからず似ているのではないか、と感じながらとりかかりました。
そんな状況で、「お茶漬け」のような「小さな力」しかつかえない主人公、妹尾未明がどこまで活躍できるか不安ばかりでしたが、書き進めてみてビックリ。
想像をはるかに上まわるはたらきをしてくれたのです。
武力や権威、お金などにくらべて大きな影響力はないと思いきや、「お茶漬け」はなかなかどうして、やるのです。
生きづらい時代にもまれ、ささくれてしまった私たちの心にやさしく沁みる「お茶漬け」を、皆様と一緒に感じられましたら幸いです。
なにとぞよろしくお願いいたします。

2025年5月13日 横山起也

【著者情報】
横山起也(よこやま・たつや)
小説家・編み物作家
NPO法人LIFE KNIT代表、チューリップ株式会社、株式会社日本ヴォーグ社YouTubeチャンネル「編み物チャンネル」の顧問/ナビゲーターなどを務める。『編み物ざむらい』(角川文庫)で第12回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろし新人賞を受賞。著書に同シリーズのほか、『どこにもない編み物研究室』『どこにもない編み物研究室 日本の過去・未来編』(共に誠文堂新光社)、『幕末万博騒動』(角川文庫)などがある。
Instagram:@yokoyama___tatsuya
X:@amikinokokaigi
オフィシャルサイト:http://yokoyamatatsuya.com/

【書籍概要】
書名:『お茶漬けざむらい』
著者:横山起也
発行:光文社
発売日:2025年5月13日(火)発売予定
※流通状況により、一部地域では遅れる可能性があります。
定価:814円(税込)
判型:文庫
[Amazon]https://x.gd/4nOC4
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