読売333終値、160円高の3万5139円…米中の貿易摩擦への懸念和らぎ幅広い銘柄買われる

2025年5月12日(月)18時15分 読売新聞

読売333

 週明け12日の東京株式市場で、読売株価指数(読売333さんさんさん)の終値は、前週末比160円50銭高の3万5139円44銭だった。9営業日連続で値上がりした。

 東証プライム市場の値上がり銘柄数は68%だった。読売333は、332銘柄のうち217銘柄(65%)が値上がりした。上昇率のトップはマツキヨココカラ&カンパニーの10・97%で、SANKYOの9・85%が続いた。

 米中両政府が11日に貿易協議の枠組みを設置することで合意し、12日に共同声明を発表するとした。市場では、米中の貿易摩擦の激化や景気後退への懸念が和らぎ、幅広い銘柄が買われた。日本株は足元で上昇基調にあり、過熱感が出ていることから、上昇幅は限定的だった。

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