「管理」なしの「革新」はないって どういうこと!? ——「表裏一体の法則」

5月13日(金)11時0分 ダイヤモンドオンライン

神田昌典(Masanori Kanda) 経営コンサルタント・作家。株式会社ALMACREATIONS代表取締役。日本最大級の読書会「リード・フォー・アクション」主宰。上智大学外国語学部卒。ニューヨーク大学経済学修士、ペンシルバニア大学ウォートンスクール経営学修士。コンサルティング業界を革新した顧客獲得実践会を創設(現在「次世代ビジネス実践会」)。のべ2万人の経営者・起業家を指導する最大規模の経営者組織に発展。わかりやすい切り口、語りかける文体で、従来のビジネス書の読者層を拡大。

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“日本一のマーケッター”神田昌典氏の新刊『稼ぐ言葉の法則——「新・PASONAの法則」と売れる公式41』から、注目の「表裏一体の法則」をこっそり紹介しよう。


【貧す人】→革新をもたらすのは、「自由」である。

【稼ぐ人】→革新をもたらすのは、「管理」である。


「革新(イノベーション)」を目標に掲げる会社が多くなってきている。


 多くの人は、多様性に富む人材を集めてフラットな職場をつくったり、時間にとらわれない自由な働き方を取り入れたりすれば、枠を超えた創造的なアイデアが生まれ、革新的なビジネスが始まるのではないかと考える。


 たしかに、こうしたことは、革新を生み出すうえで大切な要件であるが、私の観察によれば、それ以上に、絶対になくてはならない要件は、ズバリ「管理」である。


 エッ? と思われるかもしれないが、管理なしの革新はないのだ。


 私の例を挙げると、締切がなければ、本の原稿は絶対に書き終わらない。さらにページ数の制限、読者からの期待といった「制約」を課せられて、初めて「独創性」にチャレンジできる。


 自分自身を時間的にも場所的にも、窮屈で孤独な空間に閉じ込めるからこそ、その枠を超える爆発的なエネルギーがあふれ出てくるのだ。


 革新と管理は、表裏一体であるという知識は、リーダーシップを取る人にとって、大きな価値を生む。なぜなら、革新を強調する人と管理を重視する人同士は、水と油。一般的には折り合うことが難しいけれど、革新と管理との緊張感を活かしながら仕事を進めていくことができれば、その結果、顧客に商品を届ける際には、次のような説得力のあるキャッチコピーを使えるようになる。


当店の職人は、5年かかって初めて一人前

100回以上の検査をクリアしたものだけが、初めて商品となります


 このようにシビアな管理体制を顧客に示すことで、顧客はあなたの会社が取り組む姿勢を信頼するし、一方、社内では、顧客との約束を守るように、様々な部署が協力し合えるようになるのである。




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