東京電機大学「東京千住キャンパス」が公益社団法人空気調和・衛生工学会「特別賞十年賞」を受賞

2024年5月13日(月)16時46分 PR TIMES

〜東京千住キャンパスにおける省エネルギー活動の継続的な取り組みが評価〜

東京電機大学(学長:射場本忠彦)の「東京千住キャンパス」が、公益社団法人空気調和・衛生工学会の第24回「特別賞十年賞」を受賞しました。
今回の受賞は、同キャンパスにおいて、開設後10年以上にわたり、本学と設計者、施工者、運用管理者などが協力して性能検証と運用改善体制を維持し、省エネルギー活動を継続してきた取り組みが評価されたものです。
表彰式は5月10日、明治記念館(東京都港区元赤坂)において開催され、本学学長の射場本忠彦が出席し、表彰状が授与されました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/128963/45/128963-45-34244569bde422261366d91e8e472158-2565x1761.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]表彰状を授与される学長・射場本(写真右)




[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/128963/45/128963-45-4c6a8922d0703e8a8f3f484e24689271-2565x1761.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]「特別賞十年賞」を4者で受賞(写真 左から2番目が学長・射場本)



東京千住キャンパスは、国土交通省の2009年度「住宅・建築物省CO2推進モデル事業」に採択され、“トップクラスの省CO2エコキャンパスの実現”を目指し、2012年4月に開設しました。
今回受賞した「特別賞十年賞」は、同学会が2001年より、「空気調和・衛生設備を長期間にわたり健全に維持する運用管理技術ならびに更新改修技術の発展と振興を図る」ことを目的として、特に優秀な会員の業績に対して賞を贈り、表彰しているものです。
今回の受賞においては、同キャンパスが環境に配慮した先導的モデルキャンパスとして開設した後も性能検証・運用改善、維持管理を長年継続して実施し、大学特有の学生の大量移動や季節・時間帯で大きく異なるエネルギー需要などを把握しながら、利用実態に対してBEMSデータを最大限活用して運用の改善を図ることで省エネルギーの実効性を年々高めてきたことが高く評価されました。なお、同キャンパスにおける省エネルギー活動の取り組みは多くの高評価を受けており、同学会の第53回「学会賞技術賞」(2015年・建築設備部門)をはじめ、第5回サステナブル建築賞「国土交通大臣賞」(2013年度)、「地球温暖化防止活動 環境大臣表彰」(2013年度)、電力負荷平準化機器・システム表彰「資源エネルギー庁長官賞」(2012年度)、一般社団法人日本建設業連合会「BCS賞」(2013年)なども受賞しています。本学は、今後も継続して、CO2を徹底的に削減する「省CO2エコキャンパス」の実現を目指すとともに、今回の受賞を機に、その取り組みをさらに推進していきます。
<受賞の概要>
[業績名]
東京電機大学東京千住キャンパスにおける徹底した省エネルギーを目指した継続的取り組み
[受賞者(社)]
・計画・性能評価:学校法人東京電機大学
・設計・監理・性能評価:株式会社日建設計
・運用調整・性能評価:東洋熱工業株式会社
・運転保守・維持管理・性能評価:鹿島建物総合管理株式会社
[主な評価点] 
*公益社団法人空気調和・衛生工学会の「特別賞十年賞」推薦文より
・省エネルギー技術を効果的に運用するために性能評価会議を開催し、BEMSデータの詳細分析を基に運用改善活動を継続していること。
・性能評価会議は、建築主・設計者・施工者・運転管理者に加え、主たる使用者である学生も参加する特徴的な体制であること。
・BEMSデータを詳細に分析し、増築建物の熱源容量の最適化を行っていること。
・BEMSデータの詳細分析により、各種省エネルギー技術の改善や運用見直しなどを実施し、竣工当初との比較で一次エネルギー消費量の25%削減、ピーク電力量の17%削減を達成していること。
・AI活用や人数情報との連携など、今後の新たな活動にも積極的に取り組んでいること。

<参考1.> 公益社団法人空気調和・衛生工学会公式ホームページ
令和5年度(2023年度)受賞業績 特別賞十年賞 業績紹介
URL :http://www.shasej.org/award/award2024/award2024.html<参考2.> 東京電機大学における「省CO2エコキャンパス」の実現に向けた取り組み
本学の「東京千住キャンパス」は、2007年に学園創立100周年を迎えたことを記念し、2012年4月、“100周年記念キャンパス”として東京都足立区に開設。開設当初より10年以上にわたり、CO2を徹底的に削減する「省CO2エコキャンパス」の実現に向けた取り組みを推進しています。具体的には、「世界初 連結縦型蓄熱槽を採用、ヒートポンプシステムの最大限活用」、「外からの熱の流入・流出を防ぐ、エアフローウインドウ+再帰反射フィルムの採用」、「明るさ、人感、温感センサによる照明・空調の無駄の削減」、「デジタル・サイネージ表示による省CO2技術の“見える化”」、および「ルーフガーデンなどによるキャンパス緑化」などを実施しています。

●「東京千住キャンパス」の主な評価/受賞歴
・一般社団法人ヒートポンプ蓄熱センター 電力負荷平準化機器・システム表彰「資源エネルギー庁長官賞」(2012年度)
・一般財団法人住宅・建築SDGs推進センター 第5回サステナブル建築賞「国土交通大臣賞」(2013年度)
・環境省「平成25年度 地球温暖化防止活動 環境大臣表彰」(2013年度、対策技術導入・普及部門)
・一般社団法人日本建設業連合会「BCS賞」(2013年)
・一般社団法人照明学会「照明デザイン賞」(2013年)
・一般社団法人建築設備総合協会 環境・設備デザイン賞「BE賞」(2013年度)

●東京電機大学 公式ホームページ「省CO2エコキャンパスの実現」
URL https://www.dendai.ac.jp/about/tdu/activities/senju_campus/eco/

※PR TIMESのシステムでは上付き・下付き文字や特殊文字等を使用できないため、正式な表記と異なる場合がございますのでご留意ください。正式な表記は、東京電機大学WEBページ(https://www.dendai.ac.jp/news/20240513-01.html)をご参照ください。

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