「給料の良い会社」に今の若者はなびかない

5月14日(土)9時0分 ダイヤモンドオンライン

初任給は多い所で、1万6000円も引き上げられているようです

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初任給は平均「牛丼3〜5杯分」増加



 この4月、一般財団法人労務行政研究所は、東証1部上場企業のうち227社についての初任給調査(速報)を発表した。それによれば大卒の場合、給与を一律で設定する企業の平均は21万313円、基幹職と補助職で差をつける企業は基幹職が21万1810円、補助職が18万7315円となっており、前年度と比べると、いずれも0.5%未満という割合ではあるが上昇している。


 一律で設定している企業の引き上げ額を見ると、もっとも多いのが1000円台(据え置きを含めた全企業の17.7%)だ。牛丼チェーンの牛丼に換算すると3〜5杯分ぐらいになるので、昨年度入社した先輩より、週1回多めに牛丼屋に通える計算になる。そして、2000円台(同6.3%)、1000円未満(同5.7%)と続く。最高引き上げ額は1万6000円となっており、牛丼にして40杯以上の賃上げだ。うらやましい。コンビニのコーヒーなら、160杯余計に飲める。さすがに胃が荒れそうだ。



 平均では微増している初任給だが、もちろんすべての企業が引き上げを行ったわけではない。全学歴において据え置いた企業が63.0%、一部学歴で据え置きが3.1%と、合計では66.1%になり、前年度より上昇している。ここ数年の据え置き率の推移を見てみると、2008年の66.8%から、09年には92.7%と急激に悪化。その後、13年までの5年間はほとんどの企業が据え置き、14年には75.5%、15年は58.7%。このままさらに据え置き企業が減るかと思わせての反転だが、08年とほぼ同水準であり、リーマンショック後の悪夢と比べると、随分よくなっているとは言えるのだろう。ただ、足踏み状態なのは否めない。





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