GARDEがアーティスト南依岐の個展「藝核一如」をニューヨークのGOCA by Gardeで開催
2025年5月14日(水)10時17分 PR TIMES
インテリアデザイン、コンサルティング、コーディネーションのトータルサービスをグローバルに展開する株式会社GARDE(本社:東京都港区 代表取締役社長 室賢治)は、GARDEが手掛けるアートギャラリーGOCA by Gardeにて、アーティスト南依岐の個展「藝核一如」を2025年5月8日から6月28日まで開催中です。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/99560/12/99560-12-9b63f45131fd7f05080af23ef20a44d8-1800x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]南依岐 / Ibuki Minami
GOCA by Gardeは、日本およびアジアのアーティストを世界へ紹介する拠点として、絵画、彫刻、陶芸など多彩な作品を展示するGARDE初の海外アートギャラリーです。日本およびアジアの現代アートをグローバルに発信する役割を担う、新たな文化発信の場を目指しています。
本展では、西洋と東洋の哲学を融合させたミニマルな構図の抽象絵画をキャンバスに描いたアーティスト南の新作を展示します。本展を通して、南は芸術的思考と表現の原点を探求し、デジタル時代における創造性の本質を見る者に考えさせる作品を制作しました。
日本と韓国の血を引き、アメリカで育った南の作品には、これら3つの文化の影響が色濃く反映されています。禅や陰陽といった東洋哲学や西洋の超越主義に根ざし、南はグローバルな文脈における自己と存在について思考し続けています。彼の作品は、芸術的実践を通じて、鑑賞者に芸術の根源的な本質について考えるよう促します。「Art Core(藝術の核)」という展示会タイトルは、「一つのアート作品の中で芸術の核を追求し、発見し、完全に表現する 」という南の使命が現れています。
作品の見どころ
本展では、異なる3つのシリーズである「ミニマリズム・トーラス」、「ミニマリズム・ダイクロトミー」「アルゴリズム」の作品を展示いたします。
- 「ミニマリズム・トーラス」は、トーラス(円環)状のモチーフを多用したシリーズ。そのビジュアル表現は、悟り、真理、仏性、宇宙全体を象徴的に表すものとして用いられることの多い、禅書の一形態である円相を想起させます。
- 「ミニマリズム・ダイクロトミー」は、陰と陽、動と静といった二項対立の原理に基づき、複数の区分に分割された絵画空間を特徴としております。作品の中には、三分割や五分割といった構成を取り入れることで、この二項対立の概念に挑んでいる作品もあります。
- 「アルゴリズム」は、電子回路や蜘蛛の巣を連想させるコンポジションを特徴とし、数学的でありながら表現的なプロセスを経て絵具が重ねられています。これらの作品の配色やテクスチャーは、アルゴリズムやコンピュータープログラミングへの理解から着想を得た、南独自の芸術的感性によるものです。このシリーズには、鮮やかな色彩を用いた作品と、単色の作品を展示します。
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[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/99560/12/99560-12-ef5481b62c7c66940e7e901df6f9014b-1400x1709.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]南依岐 / Ibuki Minami
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/99560/12/99560-12-15103d19740031c64d8a65381fa0401f-1400x1709.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]南依岐 / Ibuki Minami
GARDEが手掛けるアートギャラリーであるGOCAは、ニューヨーク・チェルシー地区に位置する日本およびアジアの現代アートに特化したギャラリー。絵画、彫刻、陶芸を通じて新進気鋭から著名なアーティストを紹介し、文化交流と対話を促進する場としての活用を目指しています。
チェルシー地区は、古くから倉庫や工場が立ち並ぶ産業地帯として発展した土地でしたが、1980年代以降、ソーホーでの地価高騰を背景に多くのアーティストやギャラリーが安価なスペースを求めて移転したことで、広い空間を活かしたギャラリーエリアとしての基盤が築かれました。1990年代に入ると、ガゴシアンギャラリーをはじめとする著名なギャラリーが相次いで進出し、22〜28 丁目の10 番街沿いを中心にギャラリー街としての地位を確立。その後、2009年に廃線となった高架鉄道を再開発した「ハイライン」のオープンによって観光地化が進み、アートインスタレーションが設置されるなど地区全体がアートと融合した都市空間へと変貌しました。現在では、約200のギャラリーが集まり、著名アーティストの展示から若手の実験的な作品まで幅広く扱う、世界有数のアート・カルチャーの中心地として確固たる地位を築いています。
そして、この最先端アートの激戦区ともいえるチェルシーの中心地に日系企業がギャラリーを構えていることへの反響は我々の想像をはるかに超えるものがあります。
アーティストプロフィール 南依岐 / Ibuki Minami
1995年日本生まれのアーティスト。サンフランシスコのアカデミー・オブ・アート大学(Academy of Art University)美術学部を卒業後、主にアメリカと日本で活動。独学で言語学やコンピュータサイエンスで用いられるアルゴリズム(問題解決や目標達成のために用いられる特別な計算・処理方法)を学んだ南は、自ら変容させたアルゴリズムに基づいて作品を構成する。「絵画のためのブループリント」となるアルゴリズムをキャンバスに直接描き、彼がデザインしたプログラムに基づいて色や形をアレンジしていく。
GARDE(ギャルド)について
GARDEは、ブランディングデザイン会社として、ラグジュアリーを中心としたリテール、オフィス、レジデンス、ホテルや飲食、またこれらの複合施設等、様々な分野の空間をデザイン。GARDEが持つグローバルネットワークを駆使し、コンサルティング、デザイン、コーディネーションの3つの柱とする各分野でクライアントのビジョンを具現化し、卓越したデザインと機能性が結び付く空間を創造する。東京本社の他、ミラノ、パリ、香港、上海、シンガポール、クアラルンプール、ジャカルタ、ドバイ、ニューヨーク、ロサンゼルスと世界各地に拠点を持つ。
GARDE公式HP: https://www.garde-intl.com/
DESIGN MAGAZINE: https://gardedesignmagazine.com/
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Tel: 03-3407-0007
E-mail: info@garde-intl.com