警察庁から最新型ヘリコプター「H145//BK117 D-3」を受注

2024年5月15日(水)11時0分 Digital PR Platform




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川崎重工は、警察庁からBK117ヘリコプターシリーズの最新型「H145//BK117 D-3」(以下、D-3)を1機受注しました。今回のD-3は警察用として5機目の受注となり、2026年3月に納入し、2026年度から新潟県で運用される予定です。

D-3は優れた機動力でスピーディーに現場に向かい、災害発生時の情報収集・捜索救助、パトロール、遭難者の捜索救助などを実施する警察用ヘリコプターとして活躍しています。ストレッチャーなどの搬出入が容易な後部の観音開きカーゴドアや、フルフラットフロアを備えた無駄のないキャビンスペース、高高度における高いホバリング(空中停止)能力を有しています。これによりスムーズな救急搬送が可能になり、高山岳地帯での救助活動にも最適な機体です。

さらに、最新のアビオニクス(電子機器)搭載による安全性能の向上およびパイロットの負荷低減や、最新式のメインローター・システム(5枚ブレード・メインローター)による低振動化および整備性の向上などを実現しています。

BK117ヘリコプターは、欧州のエアバス・ヘリコプターズ社と国際共同開発した中型双発機で、警察の他、救急医療、消防・防災、報道、人員輸送、物資輸送などで活躍しています。1983年の初号機納入以来、機体の改良を重ね優れた技術力と高い信頼性により当社納入分(発表日現在)で196機、エアバス社納入分を合わせると全世界で1,900機以上の納入を誇るベストセラー機です。

当社は今後も、BK117ヘリコプターの性能向上および各種用途に合せた装備品を開発すると共に、 これまでの納入実績に裏付けられた高い信頼性や、開発・製造・販売・アフターサービスまで全て当社で行えるきめ細やかなサポート体制を活かし、国内外問わず積極的な営業活動を展開し、快適で安全な空の移動に貢献していきます。

【H145//BK117 D-3型ヘリコプター主要諸元】
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以上

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