「マイナビ 2026年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(4月)」を発表

2024年5月15日(水)14時46分 PR TIMES

4月時点でのインターンシップ参加率は18.3%。約半数の学生が大学1・2年生時にキャリア形成活動に参加

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、2026年3月卒業見込みの全国大学3年生、大学院1年生(5,327名)を対象に実施した、「マイナビ 2026年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(4月)」の結果を発表しました。

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<TOPICS>
4月時点でインターンシップ・仕事体験に参加したことのある割合は18.3%。「インターンシップ」の定義改正については「知らなかった」が46.7%で最多【図1、2、3】

大学1・2年生時にキャリア形成活動に参加したことのある学生は47.2%で、前年7月調査時点の参加率を4.5pt上回る【図4、5】

大学1・2年生時のキャリア形成活動で、参加前に期待していたことと、参加後に得られたことで最も変化が大きかったのは「将来のために大学での勉強を頑張ろうと思えた」【図6】



【調査概要】
◆4月時点でインターンシップ・仕事体験に参加したことのある割合は18.3%。「インターンシップ」の定義改正については「知らなかった」が46.7%で最多
26年卒学生の4月時点のインターンシップ・仕事体験の参加割合(累計)は18.3%で、4月単月での参加割合は9.3%となった。今回、初めて4月時点の参加率を調査したが、前年は6月時点で累計参加率39.8%、単月参加率26.5%のため、以降徐々に参加率が増加していくと考えられる。
また、2022年に実施されたインターンシップ定義改正※1の内容を知っているかを聞くと、46.7%の学生が具体的な改正内容について知らないと回答した。前年6月に25年卒の学生を対象に行った調査と比較すると、すべての項目で認知度が下がり、約半数の学生(46.7%)が「改正内容は知らなかった」という結果となった。これからインターンシップ・仕事体験や、オープン・カンパニー、キャリア教育等の情報収集を通じ、定義改正について認知を高めていく必要がある。【図1、2、3】
※1:「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方」(文部科学省、厚生労働省、経済産業省)

【図1】
[画像2: https://prtimes.jp/i/2955/1962/resize/d2955-1962-f72bf8a025218007dbac-0.png ]


【図2】
[画像3: https://prtimes.jp/i/2955/1962/resize/d2955-1962-32267e64bdfbbc192cba-0.png ]


【図3】
[画像4: https://prtimes.jp/i/2955/1962/resize/d2955-1962-a8eb4acd8aa43d525cd0-0.png ]


◆大学1・2年生時にキャリア形成活動に参加したことのある学生は47.2%で、前年7月調査時点の参加率を4.5pt上回る
大学1・2年生のときにキャリア形成活動に参加したことのある学生は47.2%と、4月時点で前年7月時点の調査より4.5pt上回っている。参加したプログラム内容については前年同様「大学の授業で実施されるキャリア教育(講義)」(23.9%)や「大学が主催するオープン・カンパニー型プログラム(業界・企業による説明会・イベント)」(18.7%)など、大学内で行われるプログラムへの参加割合が比較的高かった。【図4、5】

【図4】
[画像5: https://prtimes.jp/i/2955/1962/resize/d2955-1962-72f35f6593d8d0382557-0.png ]


【図5】
[画像6: https://prtimes.jp/i/2955/1962/resize/d2955-1962-fd63e28fefd16d1e86f3-0.png ]



◆大学1・2年生時のキャリア形成活動で、参加前に期待していたことと、参加後に得られたことで最も変化が大きかったのは「将来のために大学での勉強を頑張ろうと思えた」
低学年時にキャリア形成活動に参加した動機と、参加して得られたことをそれぞれ聞いたところ、動機として最も多かったのは「『働く』ことに対して具体的なイメージを持ちたかった」が37.2%で最多となった。また、動機(期待したこと)に対して得られたこと(効果)の増加幅が最も大きかったのは「大学での勉強のモチベーションにしようと思ったから」(12.2%)と「将来のために大学での勉強を頑張ろうと思えた」(18.9%)の組み合わせで、差は6.7ptとなった。活動を通じて、働くことへのイメージが膨らむだけではなく、学業についても良い影響を感じている学生が多いことがうかがえる。インターンシップ経験によって「大学等で学習していた内容がより深まる」、「大学等での学習意欲が高まる」など、インターンシップと教育効果の関連に関する分析もあることから※2、キャリア形成活動への参加が大学での勉強のモチベーションにつながっている様子がうかがえる。【図6】
※2:「教育効果を向上させるインターンシップとは」(多摩大学 経営情報学部准教授 初見 康行 氏)

【図6】
[画像7: https://prtimes.jp/i/2955/1962/resize/d2955-1962-6fa38438d53511007f8c-0.png ]


【調査担当者コメント】
大学3年生・大学院1年生に進級した直後の4月時点でのインターンシップ・仕事体験参加率は18.3%となり、活動内容では「大学の授業で実施されるキャリア教育(講義)」の参加が最多になるなど、多くの学生は今後の就職活動準備に向けた情報収集を開始したところだと言えます。また低学年時のキャリア形成活動にも積極的に参加してきた様子がうかがえ、活動を通じて仕事理解や自己分析だけでなく学業についても良い影響を感じている学生が多いことがわかりました。25年卒から適用となったインターンシップ定義改正の認知度は約5割となりましたが、まだ4月ということもあり、今後活動を通じて徐々に認知度が上がってくると考えられます。キャリア形成活動の分類やそれぞれの意義について改めて学校および企業から学生に対して周知を行うことが、学生のキャリア観醸成に向けて重要になってくるでしょう。
マイナビキャリアリサーチラボ 研究員  長谷川洋介

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【調査概要】「マイナビ 2026年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(4月)」
○調査期間/2024年4月20日(土)〜4月30日(火)
○調査方法/マイナビ2026の会員に対するWEBアンケート
○調査対象/2026年3月卒業見込みの全国大学3年生、大学院1年生
○有効回答数/5,327名
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。
※調査結果の詳細はこちら
(https://career-research.mynavi.jp/reserch/20240515_76475/)からご確認いただけます。
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