テラドローン、精度5センチの高精度SLAM技術搭載ハンディ型スキャナー「Terra SLAM RTK」発売

2024年5月15日(水)18時46分 PR TIMES

平面図作成やICTでも活用でき、簡単な操作性とカスタマーサポートの充実で3次元計測が初めてでも運用が可能

Terra Drone株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:徳重 徹、以下 テラドローン)は2024年5月15日(水)、高精度なSLAM(※1)技術を搭載したハンディ型3Dスキャナー「Terra SLAM RTK(以下、本製品)」を発売しました。本製品は、測量精度5センチの高精度な点群データが取得できるため、従来の測量手法と組み合わせることで、測量平面図の作成やICT起工・出来形測量での活用が可能です。また、従来の地上型レーザやUAVレーザと比べ、少ない操作で簡単に計測が可能なため、測量調査だけでなく、設備点検や建築など3次元測量を手軽に行いたいという幅広いニーズにも対応できます。さらにテラドローンでは、国内の測量基準に合わせた充実したサポートも展開しています。
(※1)SLAM:(Simultaneous Localization and Mapping)自己位置推定と環境地図作成を同時に行う技術

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20194/300/20194-300-e815d55fba8a41d88dd0fa2880a90963-3000x1572.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■概要
テラドローンは「Unlock "X" Dimensions(異なる次元を融合し、豊かな未来を創造する)」というミッションのもと、土木・測量業界の効率化と安全性の向上に貢献するため、3次元測量を中心にUAVレーザやクラウド解析、飛行計画生成のためのソフトウェアなどを開発しています。そうした中、ドローンの利用が制限される場所や、ドローンと組み合わせて追加の測量が必要な現場などで「簡単に計測したいが従来のSLAM製品では求められる精度が出ない」「ドローンを飛ばせない現場でも高精度に3次元測量を行いたい」という声を多数いただいておりました。こうした声に耳を傾け現場に向き合うことで得たテラドローンの知見をもとに、誰でも簡単に3次元計測が行えるよう、このたび本製品の発売にいたりました。本製品は、測量調査に加えて、ICT起工・出来形測量、設備点検、BIM・CIMへの活用など、実用的で高精度な3次元測量を特別な知識がなくても誰でも実施できるように開発しました。また、これまでの多くのドローン運用のサポート経験から、初めて3次元計測を行うお客様でも安心して運用できるようなサポート体制も整えています。こうしたことから、これまで3次元測量機器を保有したことがないお客様を含む多くの土木建設や施工の現場で、革新的なソリューションとして活用いただけると考えています。
■特長
1.測量精度5センチの高精度な点群データ取得
トータルステーション(※2)で計測後に作成した平面図と、Terra SLAM RTKで取得した点群データの重ね合わせを実施。従来の計測手法で作成した平面図ともぴったりと適合します。
(※2)トータルステーション:水平角と鉛直角を計測する経緯儀という器械に、測距儀の機能が内蔵された測量器械(出典:国土地理院HPよりhttps://x.gd/1dkS8)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20194/300/20194-300-11c1a678f4b33047ac547dda951c2fd1-3239x2441.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2.Terra SLAM RTKで取得した構造物の点群データから3次元モデルを作成可能
本製品で取得した橋梁の点群データ。構造物の形状もしっかりと取れているため、点群データから3次元モデルの作成も可能です。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20194/300/20194-300-cccb6e60f9f7cd1a8ea6a56a1bff5468-3900x1026.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20194/300/20194-300-ce1acabf59f8604ceff853d233f9ab85-3900x1153.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
3.ネットワーク型RTK測量機能で座標情報を持った点群データの取得可能
少ない操作で計測を開始することができ、ネットワーク型RTK測量(※3)機能により、誰でも簡単に座標情報をもった点群の取得ができます。
(※3)ネットワークRTK:利用者が現場で取得した衛星データと、周辺の電子基準点の観測データから作成された補正情報を組み合わせ、リアルタイムでcm級の測量を効率的に行う方式(出典:国土地理院 https://www.gsi.go.jp/common/000080891.pdf)

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20194/300/20194-300-578058f8a60ec5c205ed733222c7e8b4-1920x1200.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
仕様
[表: https://prtimes.jp/data/corp/20194/table/300_1_9d9a1576664cac82d4ddd531faeaa8ca.jpg ]
<本件のお問合せはこちら>
- Terra SLAM RTK特設サイトはこちら
- - https://terra-slam-rtk.terra-drone.net/
- 問い合わせはこちら
- - https://pdt.terra-drone.net/l/1016432/2024-05-12/2nbn3
- 資料請求はこちら
- - https://pdt.terra-drone.net/l/1016432/2024-05-12/2nbms


■今後
テラドローンは、技術開発並びに、当社の強みであるサポート体制をより万全にすることで、業界全体の生産性、安全性の向上に貢献していきます。本製品のような最先端技術の普及を通して、国内の3次元計測市場のレベル向上を目指します。


■Terra Drone株式会社

「Unlock “X” Dimensions(異なる次元を融合し、豊かな未来を創造する)」というミッションを掲げ、2016年に創業した空飛ぶクルマやドローンの開発及びソリューションを提供するサービスプロバイダーです。東京に本社を置き、国内外の11か国において、特許取得済みである自社開発製の測量用・点検用ドローンを石油ガス・化学・建設業界などへ提供しています。ドローンを用いた非破壊検査作業に関して、世界各国での豊富な実績と高い研究開発力を有しています。また、運航管理システム(UTM)を展開し、世界8か国で導入された実績があります。
詳しくは http://www.terra-drone.net 

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