〈ネタバレ厳禁のディストピア・エンタテインメント〉世界が注目する奇才、ナオミ・オルダーマン最新作『未来』が待望の邦訳刊行!

2025年5月16日(金)17時47分 PR TIMES

30か国以上で出版されたベストセラー『パワー』で世界に衝撃を与えた著者が仕掛ける、予言的傑作エンタテインメントがついに日本上陸!

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12754/952/12754-952-88e7abd927600fe14282a17c42f95ad8-1039x1504.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役 小野寺優)は、電撃を放つ能力を得た女たちが男を支配する世界を生々しく描いた『パワー』が世界的ベストセラーになり一躍脚光を浴びる気鋭の作家、ナオミ・オルダーマンによる最新作『未来』(安原和見訳)を2025年4月30日に刊行いたしました。

本作の舞台は、Facebook(Meta)、Amazon、Appleを彷彿させる、3つの巨大IT企業が世界の情報を支配する近未来。あらゆるデバイスから世界中の人々を常時監視し、欲望と憎悪を加速させ巨万の富を得る支配者と、極限の格差社会を転覆させるべく立ち上がったサバイバリストたちとのスリリングな闘い、“世界の終末”へと向かう息もつけない展開を描き出した、傑作ディストピア・エンタテインメントがついに日本上陸です。
奇才・ナオミ・オルダーマンによる最新作『未来』
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12754/952/12754-952-53d7bf954a0a9027d0b62adbcd881afe-891x440.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]『未来』扉ページより
あらすじ
深刻な気候危機と社会崩壊が目前に迫る近未来。世界中の情報を牛耳る巨大IT企業のCEOたちは、密かに未来予知デバイス〈AUGR(オーグル)〉を開発し独占していた。
この世界が壊れる直前に、彼らだけは楽園のような地下シェルターへ逃げ込む計画なのだ。
しかし、偶然そのことを知った部下や妻、恋人たちは、人類が生き残る未来を彼らの手から奪い返すため、結託して“情報の王者たち”に壮大なペテンを仕掛けることを決める──。


主要登場人物一覧
>>チェン
サバイバルがテーマの動画チャンネル〈SurlySurvivor〉の配信者。
>>レンク・スケトリッシュ
ソーシャル・ネットワーク〈ファンテイル〉の創設者にしてCEO。
>>マーサ・アイコーン
レンク・スケトリッシュの秘書兼友人。
>>ジムリ・ノミック
物流・購買大手〈アンヴィル〉のCEO。
>>セイラ・ノミック
ジムリ・ノミックの妻。元・凄腕のプログラマー。
>>エレン・バイウォーター
パーソナル・コンピュータ企業〈メドラ—・テクノロジーズ〉のCEO。
>>バジャー・バイウォーター
エレンの末っ子。
>>アルバート・ダブロウスキー
〈メドラ—・テクノロジーズ〉の創設者。取締役会で会社を追放された。
>>エノク
新興宗教〈エノク会〉の教祖。
>>マリウス・ズグラヴェスク
大学で客員教授を務めるハッカー。チェンの親友。


著者ナオミ・オルダーマンは、前作『パワー』(河出文庫)でイギリスの最も権威ある文学賞の一つ、ベイリーズ賞(女性小説賞)を受賞したほか、同書はニューヨーク・タイムズ紙、ワシントン・ポスト紙、ロサンゼルス・タイムズ紙の「ブック・オブ・ザ・イヤー」に選出。エマ・ワトソン、バラク・オバマ、ビル・ゲイツといった読書家の著名人からも熱烈に推薦されるなど、世界30か国以上で刊行される世界的ベストセラーとなりました。

日本国内でも翻訳版刊行直後より各紙誌、読者から絶賛を浴び、2023年の配信ドラマ化も大きな話題を集めロングセラーとなっています。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12754/952/12754-952-82ef329634bc6be1fcfb2684398744f6-1652x2352.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]『パワー』(河出文庫)

前作で「ジェンダーにまつわる暴力と権力の構造」を鋭くえぐり出し、激変する世界を活写した著者オルダーマンは、最新作『未来』で「テックが神となった社会を、誰が書き換えるか」というテーマに挑み、強烈な社会批判と息をのむスリリングさを併せ持つ、絶品のエンタテインメント作品として見事に昇華させました。

本作はニューヨーク・タイムズ紙、ガーディアン紙ほか各紙誌で絶賛を浴び、日本版刊行後も、SNS上へは「超絶面白い」「これはスゴい」といった感想が続々と寄せられています。

人々を極端に分極化させ、不安を増幅させる──、そんなテクノロジーに囲まれて生きる現代の私たちにとって、本書は新しい世界の可能性を過激に提示する最新型のマスターピース、比類ない傑作エンタテインメントです。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12754/952/12754-952-e6d5e97c9090b7c17384f476b12dd366-1004x1489.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]『未来』表紙


『未来』へ寄せられたコメント(一部抜粋)
心をつかまれる
——マーガレット・アトウッド(作家)

緻密で説得力あふれる
——フィナンシャル・タイムズ(英・経済紙)

果てしない陰謀と意外なひねりが、ページをめくる手を止めさせない。
——パブリッシャーズ・ウィークリー(米・書評誌)

デジタルの世界についてのウィットに富んだ素晴らしい書き手
——サンデー・タイムズ(英・タイムズ紙日曜版)

これほどスケールの大きな小説が、どうしてこんなにも夢中で読めるエンタテインメントになるのだろう。釘付けになるラブストーリーであり、人類文明の是非を問うウィットに富んだ物語。
——エマ・ドナヒュー(作家)



著者紹介
ナオミ・オルダーマン Naomi Alderman
1974年、ロンドン生まれ。オックスフォード大学で哲学・政治経済を専攻。弁護士事務所等で勤務後、イースト・アングリア大学でクリエイティブ・ライティングを学ぶ。2006年、『DISOBEDIENCE』で作家デビュー。同作でオレンジ新人賞を受賞。2016年刊行の『パワー』はベイリーズ賞を受賞し、世界30か国以上で翻訳された。

【訳者】安原和見(やすはら・かずみ)
翻訳家。鹿児島県生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業。訳書にナオミ・オルダーマン『パワー』、ダグラス・アダムス「銀河ヒッチハイクガイド」シリーズ(以上、河出書房新社)、ペン・シェパード『非在の街』(東京創元社)、アガサ・クリスティー『オリエント急行殺人事件』(光文社)など多数。


書誌情報
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12754/952/12754-952-331bdb5b5d474d7540edf8e11c01ced6-1039x1506.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]書名:未来
著者:ナオミ・オルダーマン
訳者:安原和見
仕様:46変形判/並製/560ページ
発売日:2025年2月27日
税込定価:3,256円(本体2,960円)
ISBN:978-4-309-20922-7
装丁:大倉真一郎
装画(キャラクター):くるみつ
書誌URL:
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309209227/

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