トヨタの新型EV、トランプ関税の影響受ける可能性も…「bZウッドランド」日米で来年発売
2025年5月16日(金)10時48分 読売新聞
トヨタの新型EV「bZウッドランド」(トヨタ自動車提供)
【ニューヨーク=小林泰裕】トヨタ自動車は15日、スポーツ用多目的車(SUV)タイプの新型電気自動車(EV)「bZウッドランド」を、2026年に米国と日本で発売すると発表した。トヨタが米国で販売するEVは「bZ」、「C—HR」を含めて計3車種となり、売れ筋のハイブリッド車(HV)に加えてラインアップを拡充する。
bZウッドランドは現行EVの「bZ4X」とほぼ同じサイズだが、荷室が広く、より多くの荷物を運べる。四輪駆動で375馬力と出力も高い。一度の充電で約420キロを走行でき、約30分の充電でバッテリー残量を10%から80%まで高められる。
群馬県内のスバルの矢島工場で生産する。米国での価格は未定だが、トランプ政権の自動車関税の影響を受ける可能性がある。bZウッドランドは、日本では「bZ4Xツーリング」の名称で販売する。