都市型SC「そよら西宮今津」5月30日開店、ダイエー西宮店から転換
2025年5月16日(金)10時2分 財経新聞
そよら西宮今津の開業イメージ(イオンリテール発表資料より)
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そよら西宮今津は、3階建て延べ約2万1,000平方メートル。1、2階を売り場、3階を駐車場とする構造で、売り場面積は直営約5,600平方メートル、専門店約3,200平方メートルの合計約8,800平方メートル。直営スーパーの「イオンスタイル西宮今津」を核店舗に専門店15店が入居する。駐車場は約400台分、駐輪場は約770台分が用意される。
イオンスタイル西宮今津は、JA兵庫六甲から直送の西宮市産地場野菜や、近隣の兵庫県明石市の明石漁港から取り寄せる取れたて鮮魚に力を入れるほか、西宮市が日本有数の日本酒産地であることから、地元で醸造された清酒や酒を使った和洋菓子など地元の名産品もそろえる。
出店する専門店は、イオングループ初出店となる洋菓子の「芦屋ママンユキ」、書籍・雑誌の「宮脇書店」、メガネの「愛眼」、靴の「シュープラザ」。歯科医院の「すがしま歯科」、100円ショップの「ダイソー」、英語教室の「セイハ英語学院」、中華料理の「大阪王将」、ハンバーガーの「モスバーガー」、フライドチキンの「ケンタッキー」など。
現地は阪神今津駅から南へ歩いて約10分、西宮港近くの住宅と企業用地が混在する場所。施設は2000年、スーパーのマルナカ西宮店として開店し、2021年にダイエー西宮店になった。2025年4月にイオングループ内で店舗承継があり、イオンリテールが都市型SCの「そよら」にリニューアルした。