「ABC殺人事件」「D坂の殺人事件」......ミステリー小説のタイトルでアルファベットは全部埋まる?

5月17日(日)18時0分 マイナビスチューデント

「ABC殺人事件」「D坂の殺人事件」......ミステリー小説のタイトルでアルファベットは全部埋まる?

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ミステリーの巨人、エラリー・クイーンの作品に『Xの悲劇』という傑作があります。このシリーズは『Yの悲劇』『Zの悲劇』と連作になりました。また、巨匠をリスペクトして「○の悲劇」というタイトルの作品を書くミステリー作家がたくさん出ました。では、アルファベットが入ったミステリーの作品タイトルで、アルファベット26文字を全部コンプリートできるでしょうか? やってみました。

●A、B、C
『ABC殺人事件』アガサ・クリスティ

●D
『D坂の殺人事件』江戸川乱歩

●E
『Eの殺人』エラリー・クイーン

●F
『すべてがFになる』森博嗣

●G、H、O
『ホッグ(HOG)連続殺人』ウィリアム・L・デアンドリア

●I
『i(アイ) 鏡に消えた殺人者—警視庁捜査一課・貴島柊志』今邑彩

●J
『Jの神話』 乾くるみ

●K
『Kの悲劇』吉村達也

●L
『Lの悲劇』伊藤和典

●M、N
『NかMか』アガサ・クリスティ

●O、T、U
『OUT』桐野夏生

●P
『Pの密室』島田荘司

●Q
『探偵学園Q』原作:天樹征丸/漫画:さとうふみや

●R
『Rのつく月には気をつけよう』石持浅海

●S
『Sの大悲劇』斉藤栄

●V
『Vの悲劇』阿刀田高

●W
『Wの悲劇』夏樹静子

●X
『Xの悲劇』エラリー・クイーン

●Y
『Yの悲劇』エラリー・クイーン

●Z
『Zの悲劇』エラリー・クイーン

アニメ、漫画を含めて、何とか全部埋めることに成功しました。単語なのに各アルファベットとして『OUT』など、ちょっとズルいところもありますが、お目こぼしをいただければ幸いです。

アルファベットがタイトルに入ったミステリーというと、他にもたくさんあります。いくつかピックアップしてみます。

『Aサイズ殺人事件』阿刀田高
『ABO殺人事件』吉村達也
『Dの複合』松本清張
『fの魔弾』柄刀一
『Gの残影』小森健太朗
『H殺人事件 -躁鬱(デコボコ)探偵コンビの事件簿』清水義範
『エル 全日本じゃんけんトーナメント』清涼院流水
『Nのために』湊かなえ
『万能鑑定士Qの事件簿』松岡圭祐
『ユウ 日本国民全員参加テレビ新企画』清涼院流水
『容疑者Xの献身』東野圭吾
『Yの構図』島田荘司

■アルファベット全部を埋めそうな作家がいる!

スー・グラフトンというミステリー作家がいまして、アルファベットの入ったタイトルを順番に発表しています。現在「W」まできていますので、実はスー先生の作品を使えば「X」「Y」「Z」以外は全部埋まるのですけれども(笑)。タイトルは以下のようなものです。

『アリバイのA』
『泥棒のB』
『死体のC』
『欺しのD』
『証拠のE』
『逃亡者のF』
『探偵のG』
『殺人のH』
『無実のI』
『裁きのJ』
『殺害者のK』
『無法のL』
『悪意のM』
『縛り首のN』
『アウトローのO』
『危険のP』
『獲物のQ』
『ロマンスのR』

残念ながら、スー先生の作品は全て日本語に翻訳されているわけではありません。2015年には「X」を使った作品が出るといわれているのですが......。

いかがだったでしょうか。

『ABCDEFG殺人事件』鯨統一郎

というすごい作品もあって、アルファベットを作品タイトルに織り込むのは作家にとって挑戦しがいのあることなのかもしれませんね。バカな筆者の知らないタイトルが他にもたくさんあることでしょう。ミステリーマニアの皆さんにぜひ完璧版のリストを作っていただきたいものです!

(高橋モータース@dcp)

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