「Idemitsu Art Award 2024 」作品募集を開始

2024年5月17日(金)14時16分 PR TIMES

受賞・入選作品展を国立新美術館にて12 月に開催

 出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木藤 俊一、以下「当社」)は、次代を担う若手作家の発掘・育成を目的とする「Idemitsu Art Award 2024 」の作品募集を開始します。
 「Idemitsu Art Award 」は、1956 年に創設され、40 歳までの若手作家を対象とする公募制の美術賞です。グランプリの賞金は300 万円、出品料は25 歳以下の場合1 点まで無料(2 点目以降は有料)です。
 現代美術の分野で活躍する学芸員や作家など、新任3 名を含む計4 名の審査員による多彩な視点で審査を行います。独創的でエネルギーあふれる作品をお待ちしています。
 当社における企業市民活動の軸の一つが、心の豊かさを育む「文化・芸術」です。これからも「Idemitsu Art Award 」を通じて、次代の芸術分野を担う人たちの創造と挑戦、そして成長のエネルギーを支えてまいります。

◆Idemitsu Art Award 2024 実施概要
詳細は出光興産コーポレートサイトに掲載の募集要項をご確認ください。
https://www.idemitsu.com/jp/fun/art/method.html
[画像1: https://prtimes.jp/i/23740/467/resize/d23740-467-b2f76ae7a4ee2e9665d8-0.png ]


【応募資格】 2024年3月31日(日)時点で40歳以下の方
※エントリー時に、年齢を確認できる証明書等の画像をご提出ください
【募集作品】 ・平面作品でワイヤーによる壁面展示が可能なもの
       ・2022年以降に制作された新作で、他の公募展等で入選していない作品
・作品本体サイズ=162.0cm×162.0cm(S100 号)以内
・厚さ、重量=15cm 、30kg以内
【出品料】 出品は1人3点まで
[画像2: https://prtimes.jp/i/23740/467/resize/d23740-467-41ab4bac06b88893a225-0.png ]

※25 歳以下:1998年4月1日以降に生まれた方
【エントリー期間】 6 月4日(火)〜7 月31日(水)
【出品料支払い期間】 7月1日(月)〜8月9日(金)厳守
【作品搬入期間】 送付搬入日:8月29日(木)、8月30日(金)
         直接搬入日:8月31日(土)、9月1日(日)
【展覧会】 「Idemitsu Art Award 展 2024 」
      国立新美術館 展示室1B 12月11日(水)〜 12 月23日(月)※17日(火)休館
【Web サイト】 https://www.idemitsu.com/jp/fun/art/index.html
【学生支援企画】 1. 学生特別賞を設定、2. 展覧会の入場料無料

◆審査員
今回の審査員は、以下の4 名です。(敬称略)
・大浦 周(埼玉県立近代美術館主任学芸員)※新任
・正路 佐知子(国立国際美術館主任研究員)
・竹崎 瑞季(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館キュレーター)※新任
・菅 亮平(美術作家 広島市立大学芸術学部講師、シェル美術賞201 2 年審査員賞受賞)※新任


●審査員プロフィール(敬称略)
大浦 周(Itaru Oura)
1981年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科美術史学コース博士後期課程単位取得退学。2013年より埼玉県立近代美術館学芸員。担当した展覧会に「辰野登恵子 オン・ペーパーズ」(2018年)、「New Photographic Objects 写真と映像の物質性」(2020年)、「ボイス+パレルモ」(共同企画、2021 年)など。
[画像3: https://prtimes.jp/i/23740/467/resize/d23740-467-07f0db902d2cc3dc0fe4-0.png ]

<コメント>
初めて審査に携わらせていただきます。新たな表現をともに展望する機会をいただけたことへの感謝をもって、任を全うしたいと思っています。 調査も対話も必要なだけ重ねることができる美術館での展示や論稿とは違い、限られた時間と情報から選択せざるを得ない公募展の審査だからこそ、制作に至るおのおのの内的必然や、そのアウトプットの説得力と強度を重視することになるでしょう。その一枚を描かせた何かにずっと思いを巡らせてしまう、そんな作品に出会えることを楽しみにしています。


正路 佐知子(Sachiko Shoji)
岡山県生まれ。お茶の水女子大学大学院博士後期課程単位取得退学。福岡市美術館学芸員を経て2023年より国立国際美術館主任研究員。これまで企画担当した主な展覧会は、「第9 回21 世紀の作家 福岡 大浦こころ展 やわらかな圧力」(2011年)、「想像しなおし」(2014年)、「歴史する!Doing history! 」(2016年)、「インカ・ショニバレCBECBE:FLOWER POWER 」(2019年)、「梅田哲也 うたの起源」(2019-20年)、「田部光子展『希望を捨てるわけにはいかない』」(2022年)、「藤野一友と岡上淑子」(2022-23年)、「コレクション2 身体---身体」(2024年)など。
[画像4: https://prtimes.jp/i/23740/467/resize/d23740-467-ea203f60c7b69bf7cf74-0.png ]

<コメント>
「ワイヤー吊り可能なS100 号以内、厚み15 センチ以内」の「平面作品」という応募条件は、意外に多くのことを可能にするのではないでしょうか。また、2024年3月31日時点で40 歳以下であればどなたでも応募可能です。
本アワードの審査に携わるのも最後となりました。改めて気を引き締め臨みたいと思います。今回も作品との出会いを楽しみにしています。


竹崎 瑞季(Mizuki Takezaki)
神奈川県横浜市出身。早稲田大学大学院文学研究科芸術学(美術史)専攻修了。高知県立美術館学芸員を経て、2017年より丸亀市猪熊弦一郎現代美術館キュレーター。近代からの学びや課題を、現代とその先を捉える足がかりとしながらリサーチを行う。これまでに企画した主な展覧会に「猪熊弦一郎展 ホノルル」(2024年、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館)、「中園孔二 ソウルメイト」(2023年、同館)、「今井俊介 スカートと風景」(2022年、同館)、「まみえる 千変万化な顔たち」(2021年、同館)、「高知家の宝もの 村山槐多からヨーゼフ・ボイスまで」(2014年、高知県立美術館)など。
[画像5: https://prtimes.jp/i/23740/467/resize/d23740-467-dc43356daa90cfbbf3f7-0.png ]

<コメント>
このたび、初めて審査員として参加いたします。
刻々と変わりゆく時代の中でご自身の制作活動にどのように向き合うかは、それぞれの方の数だけ答えがあると思います。審査では、この時代がどのように表されているかとともに、その方が何に向き合おうとしているかという軸を感じ取りたいと考えています。
この賞をきっかけに、新たな表現と出会えることを楽しみにしています。


菅 亮平(Ryohei Kan)
1983年愛媛県生まれ。2013年に「ドイツ学術交流会奨学金(DAAD)」を受賞して以降、ミュンヘンと東京を拠点に活動し、2016年に東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了、博士号(美術)を取得。2019年にミュンヘン国立造形美術アカデミー修了、フローリアン・プムへスル教授のもとでマイスターシューラー号を取得。「空虚(Void)」をめぐる思考をもとに、多様なメディアを横断的に扱いながら作品制作に取り組み国内外で発表する。2020年に広島市立大学芸術学部に講師として着任する一方で、2021年からは広島県福山市で「Setouchi L Art Project(略称:SLAP)」総合ディレクターとして瀬戸内エリアの文化創生・振興プログラムの企画・監修・運営に取り組む。美術作家、大学教員、アートディレクターとして、アートの可能性を実践的立場から探求している。
[画像6: https://prtimes.jp/i/23740/467/resize/d23740-467-8a79b31efb30a3fba181-0.png ]

<コメント>
私は「Idemitsu Art Award」に名称が変わる前の「シェル美術賞 2012」に応募し、島敦彦審査員賞を受賞しました。この度自身にとって初めての受賞経験となったアワードで、審査員を務めさせていただくことを光栄に思います。私は絵画の出身ですが、さまざまなメディアを横断的あるいは包括的に用いながら、平面におけるナラティブの可能性を考え続けてきました。絶え間なく変動する現代の社会情勢や情報環境の中で、同時代を生きる個としてのリアリティを真摯に模索する作品に出会えることを楽しみにしています。

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