ふだん家で浴びている「○○の光」で健康が悪くなる

5月18日(金)6時0分 ダイヤモンドオンライン


シリコンバレーでIT企業家として長年活躍してきた著者が、ITの専門家としての技能を生かして、自らの体を「バイオハック」し、さらには23年の歴史を持つパロアルトのNPO、シリコンバレー保健研究所の所長(後には会長)として、さまざまな医学分野のエキスパートからの知識も総合し、現在の科学の最先端の脳の機能UP法を1冊にまとめた。タイトルは『HEAD STRONG シリコンバレー式頭がよくなる全技術』。本稿では、同書から特別にそのハイライトを紹介したい。


「光」はクスリである


 バイオハックとは、体(そして脳)を充分にコントロールするために「周囲の環境」と「体内」を変える技術のことだ。そして、環境で最も重要な要素の一つは、たぶんあなたがさほど注意を払っていないものだ──「光」である。


 研究によれば、光はあなたの体中の細胞に詰まっているミトコンドリアにとって栄養であり、シグナルを送受信する役割を担っている(ミトコンドリアがいかに脳と体のパフォーマンスを左右するかは本書を参照)。光はミトコンドリアにいつ何をすべきかを告げ、異なる光の周波数は異なるメッセージを送る。光はただの栄養のようなものではない。100年以上前から僕らは光を医療に使ってきたから、光はむしろ「クスリ」だと言うことができる。


 脳と心臓(もしあなたが女性なら卵巣も)に次いで、目は体内で最もミトコンドリアが集中して含まれている部位だ。このため、ミトコンドリアのエネルギー生成を乱すようなことに対し、目はきわめて敏感である。そして、いくつかの周波数の光がまったくそのとおりのことをする。


 あなたはこうお考えかもしれない。「どうして目にそんなにたくさんのミトコンドリアが必要なの? こんなに小さいのに!」答えは簡単。エネルギーの需要と供給の関係だ。視覚系はエネルギーの総供給量の最大15%を必要としている(*1)。体は視覚プロセスに膨大なエネルギーを費やす。


 目の中のミトコンドリアへのエネルギー供給が不安定になるとか、ミトコンドリアのパフォーマンス全般が不振になるだけでも、頭がもやもやしたり頭痛がしたりするが、それに加えて灰色の微妙な色合いを知覚する能力を失うことがある。実際、灰色の色合いに対する知覚の変化はミトコンドリアが毒に曝露したかどうかの診断に用いられる。


 いつ何どきでも、目はあなたの周囲の世界について膨大な情報を取り入れるから、脳はそれをすべて処理し解析するために大量のエネルギーを必要とする。目が不自然なスペクトルの光の中で機能せざるをえないとき、ミトコンドリアにストレスを加え、エネルギー生成を減速させ、フリーラジカル生成を増加させ、ミトコンドリアを損傷する。


 その結果、脳はなおさら、目が取り入れた光の情報の処理がしにくくなる。このことは頭脳のパフォーマンスを大きく阻害する。ミトコンドリアは互いに連絡を取り合ってもいるから(*2)、目のミトコンドリアにストレスがあると、脳、心臓、その他体内のあらゆる場所のミトコンドリアに悪影響を及ぼす。


 幸いなことに、あなたは環境にあるさまざまな光をたいていは管理できている。文字どおり問題に光を当てるだけで、ミトコンドリアの機能を改善できる方法はたくさんある。





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