【新刊案内】世界の次世代触媒 最新業界レポート(前編)  発行:(株)シーエムシー・リサーチ

2024年5月20日(月)10時46分 PR TIMES

CO2から燃料や水素、メタン、アンモニア、化学製品合成などに用いられる「触媒」の開発動向、実証取組や企業・プロジェクト・業界動向を調査し、詳述!

材料科学や化学の先端技術やその市場動向に関するレポート発行やセミナー開催を行う(株)シーエムシー・リサーチ(東京都千代田区神田錦町、https://cmcre.com/)では、このたび「世界の次世代触媒 最新業界レポート(前編)」と題する書籍を2024年5月15日発行いたしましたので、お知らせします。
書籍の定価は、250,000 円(税込 275,000 円)(書籍)、書籍とCDセットの定価は 300,000 円(税込 330,000 円)(書籍+CD)となっており、ご購入受付中です。書籍目次の詳細や販売については以下の弊社サイトをご覧ください。
https://cmcre.com/archives/123249/

 
【新刊案内】世界の次世代触媒 最新業界レポート(前編)
Next Generation Catalyst
 
★商業生産で利用されるFT合成触媒の業界動向、参入する企業、各種触媒の特徴や、近年、打ち出されているEUの環境戦略や法規制の内容、業界への影響、企業動向についてなどを調査!


【本書の特徴】
➢ 商業生産で利用されるFT合成触媒の業界動向、参入する企業、各種の触媒の特徴を紹介!
➢ メタンとCOの混合ガスから合成する「ドライリフォーミング(DRM)」に用いる触媒!
➢ COからメタノールを合成、COからパラキシレンを製造する画期的な触媒開発とは!
➢ 合成燃料をFT合成燃料、メタノール、DMEなどに分類して開発動向、業界動向を分析!
➢ グリーンメタノールの生産が増加する背景、中国で実施・計画されているプロジェクト!
➢ 近年、打ち出されているEUの環境戦略や法規制の内容、業界への影響、企業動向!
➢ ゼオライト、シリカ、炭素等の無機膜の種類、性能実績、及び、開発・業界動向を詳述!
 
◎はじめに
 CO2から燃料や各種化学製品の合成、水素製造、メタン合成、アンモニア合成、プラスチック・レアメタルのリサイクル、バイオマス原料の利活用など、様々なプロセスにおいて触媒が使用されている。近年では、カーボンニュートラルの実現に向け、より高性能な触媒の開発、実証試験の取り組みが活発に行われている。“稀少金属を用いない”、“精密設計された”といった「次世代触媒」が欠かせない。
 「CCS」の共通基盤であるCO分離・回収技術は国内外で実施されている。固定型吸着材は、COの吸着が効率的にできるうえ、排ガス浄化触媒
の開発技術を適用して吸着する場所を増やし、多くのCO吸着が可能である。COの物理吸着では主にゼオライトや活性炭が使用されているが、
MOF(Metal Organic Frameworks)などの研究開発が盛んである。欧米ではミクロ多孔性金属錯体を薄膜化し、分離膜への応用研究が活発である。CO2分離、水素分離、パラフィン/オレフィン分離などの選択性が期待されている。
 また、排ガスや大気中から回収して燃料やさまざまな製品に再利用する技術「CCU」が注目される。COから直接「エタノール」を合成する技術
は、まだ研究段階である。合成には効率的な触媒開発と反応システムの開発が必要とされている。「人工光合成」は、光触媒、分離膜、合成触媒に関する研究開発が進められているが、開発段階である。人工光合成の反応効率自体はまだ低いことから、今後もさらなる触媒固定化の工夫、合成効率の向上が求められる。
 その他、COからメタノールが工業的に製造されている。従来のCOからのメタノール製造には、原料から生成物の方向と生成物から原料の方向
へ同時に進行する可逆反応のため収率が低く、また、副生する水による触媒劣化に課題が残る。各社は収率の向上に向けて、触媒劣化の抑制の研究開発に注力している。
 さらには、ボーイングなど機体メーカーやエンジンメーカーを中心にSAF100%利用とする研究開発や試験が行われている。なかでも、ATJ(バイオマス糖などのアルコール合成の製造プロセス)技術を用いて大規模にSAFを生産することが注目を集めている。エタノールからSAFを製造する際の収率の向上を実現するために、効率的な運転を可能とするプラントの設計や触媒の開発・運用技術等の確立が必要とされている。
 本レポート「世界の次世代触媒最新業界レポート(前編)」は、第I編「CCS」、第II編「CCU・カーボンリサイクル」、第III編「カーボンニュートラル燃料」で構成される。今後の展開を見据えたうえでの次世代ビジネスにつながるレポートになっている。
                          CMCリサーチ調査部
 
 
■ 世界の次世代触媒 最新業界レポート(前編)
■ 発 刊:2024年5月15日発行
■ 定 価:本体価格 本体(冊子版)  250,000 円(税込 275,000 円)
本体 + CD セット 本体+CD(PDF版)  300,000 円(税込 330,000 円)
■ 体 裁:A4判・並製・438頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-910581-53-8
 
 
詳細、お申し込みはこちらから!↓
https://cmcre.com/archives/123249/
 
 
[画像: https://prtimes.jp/i/12580/2634/resize/d12580-2634-97e40b17888366b783bd-0.jpg ]

 
 
 
 
【本書の構成および目次概要】
☆本書の詳細な目次はこちらから!
https://cmcre.com/archives/123249/
 
第I編 CCS
第II編 CCU・カーボンリサイクル
第III編 カーボンニュートラル燃料
 
 
☆目次の詳細とお申し込みはこちらをご覧ください↓
https://cmcre.com/archives/123249/
 
 
 
 
◎CMCリサーチ刊行関連書籍のご案内
1)世界の e-メタン・グリーン水素 最新業界レポート
 https://cmcre.com/archives/120619/
●e-メタン・グリーン水素に着目し、世界のプロジェクトに参画する企業を主に調査し「第I編 e-メタン」「第II編 グリーン水素」「第III編 CCS」と最新動向をまとめた
 
2)世界のe-fuel・SAF 最新業界レポート
 https://cmcre.com/archives/116395/
●各社独自のFT合成活用プロジェクトを始めとした、89の欧米、中東、アフリカ、中国など世界のe-fuel・SAFプロジェクトの動向を掲載!

3)世界の水電解装置・構成部材 最新業界レポート
 https://cmcre.com/archives/115122/
●アルカリ・PEM・AEM水電解、及びSOECの業界分析、製造能力予測、その背景を探り、各国の水電解プロジェクトや、政策をにらんでの企業ビジネス戦略までをまとめたレポート!

4)水電解による水素製造技術 
 〜 各種水電解法の基本・最新技術と世界の水素政策動向
 https://cmcre.com/archives/114020/
●「技術編」では水電解技術の原理から、「アルカリ水電解(AWE)」「プロトン交換膜形水電解(PEMWE)」「アニオン交換膜形水電解(AEMWE)」「高温水蒸気電解(HTSE)」の各種材料技術や開発動向を、「政策・開発動向編」では日本国内からNEDOプロジェクト、米国・欧州・中国の政策、技術開発動向まで!


☆書籍の詳細一覧、ご購入はこちらから!↓
 https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/
 
  
☆続々追加中!
☆開催予定のウェビナー一覧はこちらから!↓
https://cmcre.com/archives/category/seminar/semi_cmcr_f/

PR TIMES

「動向」をもっと詳しく

「動向」のニュース

「動向」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ