【事後レポート】ICRA2024 Food Topping Challenge(ロボットによるイクラ丼の盛り付け)競技会

2024年5月21日(火)12時46分 PR TIMES

〜ご飯盛り付けロボットFuwarica(ふわりか)の競技への機材提供と当社社員が競技審査員として参加〜

鈴茂器工株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:鈴木美奈子、以下 鈴茂器工)は、2024年5月16日(木)にパシフィコ横浜で開催された 食品の盛付けにチャレンジする「Food Topping Challenge(以下、FTC)」に機材協賛企業として参加したことをお知らせいたします。

Food Topping Challengeは、2024年に日本で開催される国際ロボット会議ICRA2024において新たに取り入れられた競技です。今回の事務局役務を担う株式会社アールティ(東京都千代田区、代表取締役 中川友紀子)からお声がけをいただき、ご飯盛り付けロボットFuwarica(ふわりか)の競技への機材提供と、審査員として当社社員が参加する機会をいただきました。

参照リリース:アールティ、ICRA2024のFood Topping Challengeのロボットスポンサー、事務局として参画
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000069918.html

※本件に関するPDF版のリリースはコチラからご確認ください
https://prtimes.jp/a/?f=d67066-49-d6952330dc3a62cc5048858f6505bb7b.pdf

ICRA2024  イクラ丼審査員に参加して ( 鈴茂器工株式会社 商品開発課 課長  宇佐 公隆 ) 


[画像1: https://prtimes.jp/i/67066/49/resize/d67066-49-3870cb740453e0eb88f7-0.jpg ]

ICRAとはロボティクスとオートメーションの国際会議で毎年5月〜6月に開催されているロボット工学分野でトップレベルの国際会議である。今年は15年ぶりに日本での開催となり5月13日(月)〜17日(金)に神奈川県横浜市の「パシフィコ横浜」で世界各国からのロボット技術の最新研究成果が発表されており会場内の公用語は英語だ。

Food Topping Challengeは展示部門の企画の1つとして、「唐揚げのPick&place」と「いくら丼の盛付け」の2競技が行われた。
[画像2: https://prtimes.jp/i/67066/49/resize/d67066-49-c91da21080f41c27ac73-1.jpg ]


当社は今回競技の幹事企業である株式会社アールティと、のり巻き機とアールティ社Foodlyを連携させた省人省力システムでの協業実績があり、そのご縁でいくら丼盛付け競技においてご飯盛り付けの安定性と品質の点からもFuwarica(GST-RRA)を評価いただき、機材協賛することとなり、自身も本機開発当初から携わっている者として競技大会の審査員を務めることになった。
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デモンストレーションではロボット動作の制御を重視したモノや、食材を掴むハンドに拘りを持ったモノ、本来は食感を感じ取るジェル性の入れ歯型部材を用いたモノ等、バラエティーに富んだ実演が行われ、会場は何重にも重なる聴講者に溢れていた。
[画像5: https://prtimes.jp/i/67066/49/resize/d67066-49-32907b25834517be3647-5.jpg ]


審査においては個数や時間等の定量的な客観的データに加えて、実用化に向けた自動化への貢献度、ミスによるフードロスの観点、独創的な技術力、将来を見据えたロボット業界への貢献期待度等を5人の審査員で何度も議論を重ねた。
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ロボット技術の産業化、食品業界での実用化という観点では、「いいところまでは進んでいるが、
もう一歩二歩の工夫が必要。まずは使える技術を業界に発信、現場で実装して、業界全体での意識改革が必要」と感じた。

また今回発表された技術は食品工場だけに留まらす、飲食店やオープンスペースでも活用されることで、
子供たちがロボットに興味を持ち、ロボット技術を更に発展させる未来の仲間を数多く増やしていきたいと考える。
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【競技会の様子】開発者によって、アプローチが多種多様であったことから同じ目的を達成するためでも解決の手法は多様にあると感じた。


鈴茂器工が掲げる『食の「おいしい」や「温かい」を世界の人々へ』というビジョンのもと、食の分野における様々な社会課題の解決を目指すとともに、新たな事業や製品・サービスを創出し、「事業者」や「消費者」の皆さまへ食を通じた新しい価値の創出を目指し取り組んでまいります。

Fuwaricaシリーズのご紹介


Fuwaricaシリーズは、様々な業種業態のご飯提供シーンのニーズに応えられる豊富なラインナップを揃えており、ご飯盛り付けロボットシェアNo.1(出典:富士経済「労働人口不足の未来予測から見たロボット潜在需要に関する考察」米飯盛り付けロボット 販売数量・金額 2022 年実績)を獲得し、業界でも注目を集めております。
Fuwarica特設サイト:https://www.fuwarica.info/
[画像8: https://prtimes.jp/i/67066/49/resize/d67066-49-189a25f48c48fd654aaf-9.jpg ]

鈴茂器工へのお問い合わせフォーム(製品・取材 等)※短縮URLを使用しています:
https://bit.ly/3VINJ6I




鈴茂器工株式会社 概要


[画像9: https://prtimes.jp/i/67066/49/resize/d67066-49-cd7f26c270a9d1fe197a-8.png ]

[表: https://prtimes.jp/data/corp/67066/table/49_1_70e621d30e5572cbeb980f1338d43e53.jpg ]


1981年に世界初の寿司ロボットを開発し、寿司の大衆化を実現したリーディングカンパニーです。米飯加工ロボットにおいて国内外で高いシェアを占め、お寿司、おにぎり、丼ものなど、世界80か国以上の国々の様々な食のシーンで幅広く利用されています。近年では、寿司ロボットシェアNo.1(出典:富士経済「労働人口不足の未来予測から見たロボット潜在需要に関する考察」すしロボット販売数量・金額2022年実績)、ご飯盛り付けロボットシェアNo.1(出典:富士経済「労働人口不足の未来予測から見たロボット潜在需要に関する考察」米飯盛り付けロボット販売数量・金額2022年実績)の獲得や、飲食店において店舗業務の効率化と人手不足対策に大きな貢献を果たしたという点が評価され、第20回外食アワード2023(主催:外食産業記者会)を受賞するなど、業界でも注目を集めております。『食の「おいしい」や「温かい」を世界の人々へ』を掲げ、細分化する食に関するニーズをいち早く捉えて市場にご提案し、常に新しいフードビジネスを開拓する企業として躍進しています。

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