横浜中華街発祥の「聘珍樓」が破産手続き…1884年創業で全国展開、コロナ禍で客足遠のき負債32億円

2025年5月21日(水)20時13分 読売新聞

帝国データバンク

 帝国データバンク横浜支店は21日、全国で中華料理店を運営する「聘珍樓(へいちんろう)」(横浜市港北区)と、関連会社の「香港聘珍樓ジャパン」(同)が東京地裁から破産手続き開始決定を受けたと発表した。2024年3月時点の負債は、2社で計約32億3800万円。

 発表によると、聘珍樓は、横浜市中区の横浜中華街で1884年(明治17年)に創業した中華料理店「聘珍樓」の経営などを2016年に継承。東京都内や大阪市などに店舗を広げ、百貨店やインターネットでの食品販売も手がけたが、コロナ禍で客足が遠のくなどして業績は悪化した。

 22年には、別法人が運営していた横浜中華街の「聘珍樓横浜本店」も破産手続きの開始決定を受けていた。

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