関西国際空港における藻場プロジェクトが「Green Airports Recognition 2024」でプラチナ賞を初受賞
2024年5月23日(木)16時46分 PR TIMES
「Green Airports Recognition」とは、アジア太平洋・中東地域の空港を対象に、環境分野に関連する持続可能なプロジェクトの公募を行い、優れた成果を上げた空港を表彰するものです。2024年の公募テーマは“生物多様性と自然環境に基づくソリューション”であり、当社は空港の建設時より継続して取り組んできた藻場造成と保全にフォーカスし、藻場を通じて空港及び地域の生物多様性の保全や、CO2削減に貢献するプロジェクトについてエントリーを行いました。
5月22日(水)に、サウジアラビアのリヤドで開催された「ACIアジア太平洋中東地域総会」において授賞式が行われ、代表取締役社長 CEO 山谷 佳之が出席し、表彰を受けました。
関西エアポートグループは、引き続き、 全社一丸となって環境負荷低減に向けた取り組みを推進し、公共インフラである空港の運営を通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
*ACI Asia-Pacific & Middle Eastとは
ACI(国際空港評議会)の組織の1つ。アジアと中東の 49 の国・地域で 617 の空港を運営する 131 の会員を代表し、香港に本部を置く国際機関で、空港のための基準や政策に関する様々な情報を提供しています。
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受賞式の様子
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トロフィー
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関西国際空港護岸の藻場
Green Airports Recognition 2024について
〇募集テーマ Biodiversity and Nature-Based Solutions
(生物多様性と自然環境に基づくソリューション)
〇受賞プロジェクト Creating a rich seaweed bed and blue carbon
(豊かな藻場環境とブルーカーボンの創出プロジェクト)
*空港規模に応じてカテゴリーに分けられ、選考基準に応じて「プラチナ賞」「ゴールド賞」「シルバー賞」が設けられています。当社は年間利用者数1500万人〜3500万人カテゴリーにおいて、「プラチナ賞」を受賞しました。
関西国際空港の藻場環境の創造について
関西国際空港は海上空港として、計画時より海域環境との調和をめざし、海域生物の生育場となる藻場環境の創造に積極的に取り組んできました。護岸の大部分に採用した緩傾斜石積護岸は、広い範囲に光が届くため海藻が育ちやすく、また、海藻類の種付けやモニタリング結果をふまえた藻場の保全に積極的に取り組んできたことにより、豊かな藻場環境が形成され、海の生態系の多様性につながっています。
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