創業者への 「感謝」を忘れた瞬間、 会社の成長が止まる理由

5月24日(火)11時0分 ダイヤモンドオンライン

小山 昇(Noboru Koyama) 株式会社武蔵野代表取締役社長。1948年山梨県生まれ。「大卒は2人だけ、それなりの人材しか集まらなかった落ちこぼれ集団」を毎年増収増益の優良企業に育てる。2001年から同社の経営のしくみを紹介する「経営サポート事業」を展開。現在、600社以上の会員企業を指導しているほか、「実践経営塾」「実践幹部塾」「経営計画書セミナー」など、全国各地で年間240回以上の講演・セミナーを開催。

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日本で初めて「日本経営品質賞」を2度受賞(2001年度、2010年度)した小山昇氏の新刊『1日36万円のかばん持ち——三流が一流に変わる40の心得』が話題となっている。5/9の「日経新聞」にも掲載され、第5刷も決まった新刊の中から、小山氏に「三流が一流に変わる心得」を紹介してもらおう。


★【三流】は、創業者の「お墓の場所」を知らない

★【二流】は、創業者の墓参りに、「社長ひとりで」行く

★【一流】は、創業者の墓参りに、「社員全員で命日に」行く


小山 「小田島さんは、お父さんのこれまでの物語をまとめた『ビデオ』をつくるといい」


小田島 「父親のビデオですか?」


小山 「今の小田島さんがあるのは、父親のおかげだよね。親の金で遊びほうけていたうえに、会社を残してもらったんだから(笑)。でも、感謝の気持ちというのは口で言ってもなかなか伝わらないからね。『目に見える形』にしたほうがいい」


「創業者の墓参り」を欠かさない理由


 株式会社武蔵野(創業時の社名は、日本サービスマーチャンダイザー)の創業者は、藤本寅雄です。


 私は、東京経済大学在学中に、藤本と知り合いました。1968(昭和43)年5月か6月だったと思います。


 私は山梨から通勤していたので、社長宅で寝泊まりすることも多く、1週間の半分くらいは、社長の隣に布団を敷いて寝ていました。


 風呂はいつも最初で、勝手にビールを飲みながら、藤本に言いたいことを言う。それでも藤本は、いつも黙って聞いていました。


 月の売上が1000万円の時代に、1ヵ月間の販売促進費として「1000万円」を使わせてもらったこともあります。


 虎の子のお金はすぐに消えてなくなりましたが、それでも藤本は、小言ひとつ言わなかった。


 また、私が勉強に燃えていたときは、「賞与前借りで」と言って、全国の加盟店に勉強に行きましたが、実際には、一度も賞与からお金を引かれたことはありません。


 今日の私があるのは、藤本が大きな経験をさせてくれたからです。




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