「ワンピース」酷似で話題のゲーム、マイニンテンドーストアで「販売停止措置」 任天堂は理由明かさず

2025年5月28日(水)15時45分 J-CASTニュース

任天堂のゲームソフトや機器の販売サイト「My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)」で、漫画・アニメ「ワンピース」に酷似したゲームが販売されているとして、SNSで注目を集めている。

任天堂は2025年5月28日、該当のゲームソフトについて、「既に販売停止の措置が行われたことを確認しております」とした。

生成AI活用か、一部で問題視する声も

注目を集めたのは、「Red Fables」というメーカーが製作する「パイレーツアニメクエスト:ワンボーイの冒険と島のピース」「パイレーツアニメクエスト:ワンガールの冒険と島のピース」の2作品だ。

いずれも5月29日配信予定で、Nintendo Switch、Nintendo Switch2対応のゲームだとしている。

販売ページに公開されたゲーム画面には、ワンピースの登場人物と似たキャラクターのイラストが描かれている。説明には「欲望の海を航海し...禁断の果実を組み合わせて、理想の海賊の心を手に入れよう」と記載されている。ワンピースも海賊の物語であるほか、「禁断の果実」はワンピースに登場する「悪魔の実」を連想させ、設定も類似しているようにみえる。

SNSで酷似が指摘されたほか、生成AIを活用しているのではないかとして問題視する声も上がった。「Red Fables」はゲーム配信サイト「STEAM」に配信する「パイレーツアニメクエスト」とは別の複数のゲームで、生成AIを活用していることを明記している。なお、「パイレーツアニメクエスト」2作品は「STEAM」で配信されておらず、マイニンテンドーストアにも記載がないため、AIを活用しているかどうかは不明だ。

「既に販売停止の措置が行われたことを確認しております」

この2作品の配信は問題ないのだろうか。J-CASTニュースが28日に任天堂に問い合わせたところ、任天堂は「本件については、既に販売停止の措置が行われたことを確認しております」と回答した。「お客様の環境においても、順次非表示となっていく予定です」という。

15時20分頃に販売ページを確認すると、ページは残っているものの、購入はできず「配信していません」と表示されていた。

任天堂は、「販売取り下げの理由や経緯などについてはお答えしていません」とした。

J-CASTニュース

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