経営者と対話する生成AIツール 『DIAMOND AI』をセブン銀行が運用開始
2025年5月29日(木)11時48分 PR TIMES
◆実装の背景と目的
ATMのイノベーションで顧客のニーズに応えてきたセブン銀行は、さらに激しさを増す世の中の変化に備え、先進技術を積極的に導入しサービスの向上を図ってきました。とりわけ有望な先進技術として注目されるAIに関しては2024年12月に、「AI利活用ポリシー」を制定し、適正かつ積極的な利活用を推進する方針を打ち立てています。
(セブン銀行AI利活用ポリシー:https://www.sevenbank.co.jp/support/ai-utilization.html)
そうした中、社内の生成AI活用推進のためにセブン銀行が導入を決断したのが、ダイヤモンド・ビジネス企画の生成AIツール『DIAMOND AI』です。
◆DIAMOND AIについて
『DIAMOND AI』は、AIが経営者の考えを学習することにより、まるで経営者本人と対話しているかのような体験を可能にする生成AIツールです。経営者の考えを学習したAIを介し、従業員が自社の社長に仕事の悩みを相談したり、新社長が先代の社長に経営のアドバイスを求めたりなど、これまでは企業の中で困難であったコミュニケーションの体験が可能となります。
セブン銀行を例にとるならば、高等専門学校出身のエンジニアから社長就任という業界内でも異色の経歴ながら、斬新なサービスを次々と打ち出し、経常利益1,000億円を超える企業成長への一翼を担ってきた松橋社長の発想力とアイディアを、AIを介して社員へ誤情報のないように伝えることで、「新しいものをどんどん生み出せるチーム、社風、カルチャーを創りたい」という松橋社長の理念実現に貢献できます 。
実際に社員からの問いかけに対して、松橋社長AIがどのような回答をしてくれるのか紹介します。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/59444/54/59444-54-c6273a07686d9ceb2947c7c53dc3acfc-1902x867.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]松橋社長AIの運用イメージ
1.仕事に関する相談を持ち掛け、考え方のアドバイスや激励をもらう
社員「松橋さんはプレゼンをする際には何に気を付けていますか?」
松橋社長AI「プレゼンをする際に気を付けていること、いくつかあるね。まず、相手の思考回路を理解して、どのようなリスクを感じているかを把握することが大事。資料を作り直して、相手が気にしている点に対応するようにしているよ。適切な説明を心がければ、99%のケースで理解を得られると考えているんだ。また、要約力を鍛えるために、短時間で多くのポイントを伝える練習をしている。例えば、2分で20ポイントを伝える制約を設けてみたりね。これで、より良いプレゼンができるようになると思うよ」
2.他社と情報交換する際、どんな話題をすると盛り上がるか聞いてみる
社員「A社さんが来られていますが、どんな話をすればよいでしょうかね 」
松橋社長AI「A社さんとのミーティングでは、いくつかの話題が良いと思うよ。まず、セブン銀行のデジタル化の取り組みについて話すと良いかもね。特に、AIやデータ活用の具体的な事例を共有することで、A社さんも興味を持ってくれると思う。例えば、生成AIを活用した業務効率化の事例などを話すと良いかも」
3.社長レベルの視野視座視点を得る
社員「当社が成長をするためには、事業や業務の取捨選択が必要だと考えます。何を捨てるべきですか?」
松橋社長AI「事業や業務の取捨選択については、まず業務内容を可視化し、優先順位をつけることが大切だね。やらなくてよいことや効率の悪いことを見直す機会にするのが良いと思う。具体的には、業務を客観的に分析し、マネジメントと相談しながら進めることが重要だね。これにより、効率化が図れ、より重要な業務にリソースを集中できるようになるよ」
株式会社セブン銀行 代表取締役社長 松橋正明様コメント
今回の社長AIでは、私自身の「考え方」をしっかり再現いただき、口調などの「らしさ」でより自分らしい表現をするように開発いただきました。当社では、業務効率化の観点から打ち合わせ時間を15分単位化し始めているのですが、本AIの壁打ち効果のおかげか、多くの社員が短い時間で打ち合わせを実施してくれています。今後も、社員一人ひとりがAI脳で考えられるようにするため、日頃からAIを使える環境整備は大事であると考えており、この社長AIが、当社の未来をさらに切り拓く兆しとなっていくことを期待しています。
株式会社ダイヤモンド・ビジネス企画 代表取締役社長 岡田晴彦コメント
生成AIは人々の生活を豊かにする期待が高まる一方で、誤情報の生成や著作権侵害のリスクなど様々な課題も挙げられています。これらの課題を解決する可能性は、正確な情報の精査を通し書籍を編集・出版し続けた出版社の知見にあると考え開発したのが当社の「DIAMOND AI」です。フロンティア精神溢れる松橋社長のお考えの伝達をサポートし、適正かつ積極的なAI利活用を推進するセブン銀行様の発展に寄与できれば大きな喜びです。
◆株式会社セブン銀行 会社概要
セブン銀行は“お客さまの「あったらいいな」を超えて、日常の未来を生みだし続ける。”をパーパスに掲げ、セブン‐イレブンをはじめとするセブン&アイグループの各店舗に加え、商業施設や観光地、空港や駅など全国に28,000台以上のATMを展開し、お客様の多様なニーズに応えています。また、個人のお客さまの日々の暮らしを支える利便性の高い口座事業や、ATMを活用した便利で安全な法人向け事業など、DXを活かしたユニークな金融サービスを提供しています。
住所 : 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-1
設立 : 2001年4月10日
代表者 : 代表取締役社長 松橋 正明
事業内容 : ATM事業、金融サービス事業
URL : https://www.sevenbank.co.jp
◆株式会社ダイヤモンド・ビジネス企画 会社概要
ダイヤモンド・ビジネス企画は、月刊誌「ダイヤモンド・セールス」をそのルーツとして、1972年にダイヤモンド・セールス編集企画として誕生したダイヤモンドグループの一社です。長年培った取材編集技術に基づく出版に、業界トップクラスの流通網、 最先端のIT技術を駆使したプロモーション戦略、さらには時代に先駆けたAIプロジェクトを融合させることで、ブランディング・販売・採用・教育など、あらゆる分野において企業が選ばれるためのサポートを行っています。
住所 : 〒162-0851 東京都新宿区弁天町1番地
設立 : 1972年9月30日
代表者 : 代表取締役社長 岡田晴彦
事業内容 : ビジネス書籍の発行
URL : https://www.diamond-biz.co.jp