マンダムが脱大阪、社員の1割を東京へ大移動させる理由

5月30日(水)6時0分 ダイヤモンドオンライン

2027年のビジョンを説明するマンダムの西村元延社長 Photo by Masataka Tsuchimoto

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「マンダムはん。あんたも脱大阪かいな」。男性化粧品最大手のマンダムに関西財界からツッコミが入っている。


 1927年設立で大阪に本社を置くマンダムは売上高で8期連続、営業利益で2期連続の過去最高を更新中。大阪の優等生が5月中旬、“プチ脱大阪”を果たした。


 武田薬品工業、日清食品ホールディングスなど関西出身大手が続々と本社機能を東京に移し、「大阪の産業空洞化」が叫ばれる昨今、地元財界としては「マンダム、おまえもかいな」となるわけだ。


 もっとも、マンダムは本社機能も登記も大阪のままだ。男性化粧品ブランド「ギャツビー」「ルシード」などのマーケティング担当約50人を大阪本社から東京・青山のオフィスに移し、新設の海外マーケティング室、既存の女性コスメマーケティング担当などと合わせて、マーケティング部門を全て東京に集約させたのである。


「たった50人か」と侮るなかれ。マンダムの国内従業員は約600人であるから、従業員約1割が“大移動”したことになる。マーケティング部門トップには、創業家4代目社長の西村元延氏の次男で常務執行役員の健氏を充てる力の入れようだ。





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