LINE(株)CEOを退任した森川亮氏が明かす! ビジネスで「勝とう」とするから負ける。

6月1日(月)9時0分 ダイヤモンドオンライン

「あれも大事、これも大事」と悩むのではなく、「何が本質なのか?」を考え抜く。そして、本当に大切な1%に100%集中する。シンプルに考えなければ、何も成し遂げることはできない——。LINE(株)CEO退任後、ゼロから新事業「C CHANNEL」を立ち上げた森川亮氏は、何を考え、何をしてきたのか?本連載では、待望の初著作『シンプルに考える』(ダイヤモンド社)から、森川氏の仕事術のエッセンスをご紹介します。


最も影響を受けたのは「音楽」


 僕の人生に最も大きな影響を与えたのは音楽です。

 音楽と出会うきっかけをつくったのは母親でした。小学生のころ、僕は野球チームに入っていたのですが、あまり好きではありませんでした。「いやだなぁ」と思っていたら、母親が合唱団のオーディションに申し込んでくれたのです。どうやら、僕が家で歌っているのを聞いて、「この子は歌がうまいんじゃないか?」と思ったようです。


 僕に自信をもたせたかったのかもしれません。

 実は、そのころ、僕は病気がちでした。ひどいアトピー性皮膚炎で、全身湿疹。一時期は、頭まで包帯で巻いて登校しなければなりませんでした。そんな僕に「ミイラ男」というあだ名をつけたクラスメイトもいたほどでした。


「きっと、僕は一生ミイラ男で終わるんだろうな……」と、毎日つらい気持ちでいました。母親は、そんな気持ちを察して、僕の得意なことを見つけようとしてくれたのではないかと思うのです。


 母親に言われるがままオーディションを受けたら、たまたま合格。その合唱団で、本格的なトレーニングを積み、さまざまなコンテストやイベントなどに出場するようになりました。テレビにも出演して、当時大人気だったピンクレディーのバック・コーラスを務めたこともあります。


 そして、音楽にのめり込んでいきました。音楽はスポーツと違って、誰とも戦いません。一生懸命に練習をして、リスナーが喜んでくれれば、全員がハッピーになれる。自分も元気になれる。そんな音楽が大好きになったのです。


 だから、その後もずっと音楽を続けてきました。声変わりを機に、ドラムに専念。中学、高校とバンドを続け、大学時代にはプロのジャズ・ドラマーを目指して練習を重ねたものです。ビジネスマンとなってからも、時間をつくってはドラムを叩き、友人たちと演奏を楽しんできました。そんな人生を送ってきた僕は、音楽から大きな影響を受けてきたのです。




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