“Pleaseをつければ丁寧になる”のウソ 英語トラブルを回避しよう!

6月3日(水)9時0分 ダイヤモンドオンライン

「Please」をつけたからといって、丁寧な依頼表現になるわけではない。

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「Pleaseをつければ、丁寧な表現になる」と思っていないだろうか? しかし、Pleaseをつけることで、命令表現になることもあるのだ。ポイントを解説する。


依頼表現の基本を学ぼう


「Please をつければ丁寧表現になる」と勘違いしている人は多い。次の英文を見てほしい。


Please take care of this immediately.

(すぐに処理してください)

 このような場合は要求であり、場合によっては事実上の命令となる。部下が上司に対して使うような表現ではない。下記は、依頼表現と命令度の強さをまとめたものだ。下にいけばいくほど、命令度が増す(丁寧さの度合いが低下する)。


・Would you explain?(説明していただけませんでしょうか?)

・Could you explain?(説明していただけませんか?)

・Can you explain?(説明してもらえますか?)

・Please explain.(説明してください)

・You need to explain.(説明しなさい[説明義務がある])

・You must explain.(説明しなさい[説明しなければならない])

・You’d better explain.(説明しなさい、さもないと〜)


 take care of 〜を「〜の世話をする、気をつける」と覚えている人が多いが、take care of 〜には「〜を引き受ける、〜を処理する」という意味もある。たとえば、I’ll take care of it.と言えば、「それは私がやっておきます」という意味だ。レストランなどでは、it が伝票であれば、「私が払っておく」という意味になる。


Please respond promptly. を

乱用しない!


 メールなどでPlease respond promptly.を使う人が多い。しかしこれは、「お返事をいただけないでしょうか」という丁寧な表現ではなく、「すぐに返事をください」という命令である。


 何度も催促しているのに返事がない、あるいはいつも返事が遅れがちな相手であれば、このような口調もあり得る。とはいえ、たとえクレームでも、最初からこうした表現は強すぎる。

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