初心者向け!10万円未満で買える割安優良株3選!

6月4日(月)12時20分 All About

調整を続ける日本の株式市場ですが、こういう時こそ、優良銘柄を拾うチャンスと思います。そこで今回は初心者向けの10万円未満で買える優良株を3つご紹介したいと思います。

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初心者向け!10万円未満で買える割安優良株3選!

調整基調の続く日本の株式市場ですが、こういう時こそ、優良銘柄を拾うチャンスと思います。そこで今回は初心者向けの10万円未満で買える優良株を3つご紹介したいと思います。選出方法については、まずは4万円台で購入出来るとなると低位株が多いので、財務面で問題がないかを確認しました。そこから業績面を確認しました。減益の場合でも、先行投資や構造改革の影響であれば、有望と判断しました。つまり、財務面の安全性と、業績面の伸び余地の両面から3銘柄を選出しました!皆様の銘柄選びのご参考にして頂ければと思います!

センコーグループホールディングス 東証一部

2018年5月30日株価 858円
最低購入単価:8万5800円
予想PER 11.4倍 
実績PBR 1.16倍
予想配当利回り 3.0%

社会的経済的ニーズが高まっている物流システムを、総合的に多様な手段で提供している成長期待の高い企業です。物流拠点の開設やM&Aによって事業を拡大させており、その分負債も多いのですが、需要に応えようとする力のある企業として注目できると思います。

18年3期からの中期経営5カ年計画で売上高7,000億円の達成を目標としています。その代表的な取組として、物流拠点の拡充が計画されています。計画では17/3期に322万平方メートルだった保管面積を5年間で400万平方メートルまで拡大すると掲げられており、早くも18/3期には10拠点が稼働しています。予想PERは11倍程度と割高感はなく、配当利回りが3.0%という内容も合わせて、長期的な投資対象として魅力的かと思います。

レンゴー 東証一部

2018年5月30日株価 976円
最低購入単価:9万7600円
予想PER 12.6倍 
実績PBR 0.95倍
予想配当利回り 1.23%

国内段ボール市場で27.7%のシェアトップ、国内板紙シェア20.7%で第2位、というトップポジションを誇る製紙メーカーです。EC(電子商取引)市場の成長に伴う段ボール需要の拡大を追い風に販売を伸ばしており、M&Aや設備投資によって拡大が続く需要に対応すべく、生産能力の増強や生産効率改善のための投資、また業容拡大に注力しています。

18年3月期は、販売量が伸び、またM&Aによる連結効果で増収ではあったのですが、原料である古紙価格の高騰を主要因として減益となりました。しかし、古紙価格の高騰は落ち着いたようで、また、需要に対応するための工場が竣工したことや、既存工場施設の改造による工場集約など売上拡大と利益率改善に貢献する動きが活発であることから、今期以降は増益基調が期待できます。

株価は高値を更新しており、史上最高値であった1989年の1200円台を目指していくのではないかと思われます(当時よりも段ボール需要は高水準で推移していることなどを踏まえると、今回の株価上昇は1989年のバブル時のような買われ方ではなく事業環境や業績評価に基づく、適正な株価上昇と思います)。

東レ 東証一部 

2018年5月30日株価 892.7円
最低購入単価:8万9270円
予想PER 14.6倍 
実績PBR 1.31倍
予想配当利回り 1.80%

東レは合成繊維の国内最大手、炭素繊維分野では世界シェア3割を担う最大手企業として知られます。事業柱は衣料向けや産業用途の繊維事業ですが、機能性化成品事業の拡大に注力しており、リチウムイオン電池向け部材や炭素繊維複合材に力を入れています。

化学業界では、「汎用製品から、機能性分野へ」の事業構造の転換・強化が進んでいます。主なキッカケは、中国の過剰設備投資にあります。基礎化学品は参入障壁が低く、中国メーカーの攻勢でそれまで輸出先だった中国は自国生産が可能になり、さらに供給過多によって市況も悪化するという状況となりました。

こうした背景から、各社は生き残る道として、技術力で差を付けられる機能性材料に注力するようになりました。こうした製品はスペシャリティ製品と呼んでいますが、価格競争に巻き込まれにくいスペシャリティ製品は市況動向にも強く、技術が評価されれば世界トップを狙うことができます。

農薬や医薬品などが代表的ですが、現在は、IoTや電気自動車など産業構造が変わっていく時代であり、スペシャリティ製品が誕生するチャンスは多いかと思います。同社で言えば、戦前からの繊維事業で安定的に稼ぎながら、リチウムイオン電池用部材やスマホ向け部材、有機EL用部材、そして炭素繊維複合材という機能性製品を育成しながら収益基盤の拡大を図っています。機能性製品はすでに売上高・営業利益ともに4割近くを構成するまでになっており低価格競争に巻き込まれにくい事業構造を目指していることが伺えます。

しかし、スペシャリティ製品であってもいずれはコモディティ化していく運命にあるので、企業は常に研究開発に取り組まなければなりません。実際、炭素繊維は「強度は鉄の10倍、重さは4分の1」という高い機能性があらゆる産業から注目されることから参入も活発で、特に中国やトルコと言った新興国が攻勢をかけてきています。

ただ、ここからが技術力の差です。新興国メーカーからの参入はありますが、ロケットや航空機などの安全性を重視するような産業向けでは本格参入はできていないと見られます。炭素繊維では2017年にもメキシコ工場で生産能力を増強したほか、3月にはオランダの炭素繊維複合材料メーカーを約1230億円で買収するなど投資を積極化しています。

また、炭素繊維と同じく注力するリチウムイオン電池向け部材では、韓国でのリチウムイオン電池部材の増産設備投資を。くわえてインドに紙おむつ原料や自動車用樹脂の新工場建設など、高付加価値製品や成長分野における設備投資を活発化しています。

足元の業績は過去最高を記録しています。ただ、19年3月期の業績見通しが最高益更新見込みではあるものの市場予想を下回る内容だったことから大幅安となるなど株価は下落基調が続いています。ただ、株価が下がった分、割安感は増していきますので、株価が反発基調になるまでじっくりと待って投資を検討できれば良いのではないかと思います。
(文:戸松 信博)

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