ASEAN Centre for Energyと共同で、ASEANでのCO2越境輸送CCSに関するレポートを公開

2024年6月7日(金)12時46分 PR TIMES

〜アジア・太平洋域におけるCCSの社会実装に向けて一歩前進〜

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:高原 一郎)は、ASEAN Centre for Energyと共同で、ASEANのエネルギー転換とネットゼロ目標に沿った低炭素エネルギーシステムを実現するため、ASEANのCCSとCO2越境輸送に関する規制枠組みを調査し、分析したレポートを公開しました。

 ASEAN Centre for Energy(以下「ACE」、注)はASEAN傘下の公的国際機関です。ASEAN地域のエネルギー政策が地域の経済成長と環境の持続可能性と調和するよう、関連情報と専門知識を提供する等、ASEANのエネルギー政策で中心的な役割を担っています。
この度JOGMECはACEと共同でASEANにおけるCCSとCO2越境輸送の実現の重要性に着目し、関連する規制枠組みを調査、分析したレポートを公開しました。(注)ASEAN Centre for Energy (ACE)
(URL)https://aseanenergy.org/
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12624/798/12624-798-6d4649b9d301dde94bd2c8128d4d730b-700x487.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]レポート表紙
■ レポートの概要
1)ASEAN諸国における政策と規制枠組み
インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナムのCCSに関する政策と規制を分析しました。
2)ASEANにおけるCO2越境輸送CCSの課題と機会
CO2越境輸送に必要なコンプライアンス要件を特定しました。またASEANにおけるCO2越境輸送CCSの潜在的な課題と機会について分析しました。
 
 本レポートは、ASEAN諸国(インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム)のCCSに関する政策と規制、潜在的なCCSプロジェクトを取りまとめており、今後ASEANにおけるCO2越境輸送CCSを検討するための基礎的資料として脱炭素化の推進に役立つことが期待されます。
 JOGMECは引き続き、CCS事業の社会実装に向けた取り組みを推進し、エネルギーの安定供給とカーボンニュートラル社会の実現に貢献してまいります。■レポート
 本レポートは、下記からご覧いただけます。(英語版のみ)
Opportunities and Challenges for CO2 Cross-Border Transportation in ASEAN to Advance CCS Towards a Net Zero Future (ASEAN Centre for Energyホームページ)
(URL)https://aseanenergy.org/publications/opportunities-and-challenges-for-co2-transportation-in-asean/■参考
 本レポート内容の一部は、JOGMECが経済産業省及びAsia CCUS Networkと共同で2024年2月8日に開催した「アジア・太平洋域におけるCO2越境輸送・貯留(CCS)に関するワークショップ」の資料を参考にしています。
【開催報告】CO2越境輸送CCSの法制度・プロジェクトに関する国際ワークショップを開催〜アジア・太平洋域におけるCCSの社会実装を目指して〜(2024年2月21日)
(URL)https://www.jogmec.go.jp/news/release/news_08_00040.html

リリース本文はこちら↓
https://www.jogmec.go.jp/news/release/news_10_00184.html?mid=pr20240607

https://prtimes.jp/a/?f=d12624-798-f081f9341389bd6d34313bcfa573d699.pdf

PR TIMES

「ASEAN」をもっと詳しく

「ASEAN」のニュース

「ASEAN」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ