神戸製鋼の品質不正が刑事事件化、株主代表訴訟のリスクも

6月12日(火)6時0分 ダイヤモンドオンライン

6月5日午前、神戸製鋼所の東京本社に東京地検の係官らが家宅捜索に入った。「淡々と、真摯に協力するしかない」。神戸製鋼の社員はため息をつく Photo:kyodonews

写真を拡大


 ついに、神戸製鋼所にXデーが訪れた。6月5日、東京地検特捜部と警視庁が、不正競争防止法(虚偽表示)違反の疑いで神戸本社や東京本社を家宅捜索したのだ。


 昨年10月8日に発覚し、トヨタ自動車や米ゼネラル・モーターズ、米ボーイングといった世界に名だたる顧客をも揺るがせた神戸製鋼の品質不正問題は、これをもって刑事事件に発展したことになる。


 神戸製鋼は今年3月、外部調査委員会の報告書を公表。4月には川崎博也氏が会長兼社長を辞任するなど、経営体制を一新して信頼の回復に臨んでいたが、事が簡単に収束することはなさそうだ。


 これまで、一連の不正問題で不幸中の幸いといえたのは、不正製品の出荷先が国内外延べ688社に上る一方で、安全性に問題が生じたという報告が一件も出ていないことだった。そのため、すでに神戸製鋼は不正製品が使用された自動車の購入者などから訴訟を提起されてはいるものの、それが広範囲に及ぶ可能性は低いといえた。


 実際に顧客との間で取引停止に至った例も、意外なほど少ない。





続きはこちら(ダイヤモンド・オンラインへの会員登録が必要な場合があります)

ダイヤモンドオンライン

「神戸製鋼」をもっと詳しく

「神戸製鋼」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ