キャリアインデックスの一括求人サイト立ち上げの腐心

6月12日(火)21時45分 財経新聞

(画像: キャリアインデックス)

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 創業者社長の板倉広高氏がキャリアインデックス(6538)を起業したのは2005年。リクルートにはじまり「他人の釜の飯」を17年口にした後だった。転職サイトの分析が契機となった。至った結論が「複数の転職サイト情報を一カ所で検索・閲覧でき、かつ応募まで完結できるサービスがあったら世の中のニーズは高いだろうな」。が見回してもそんなサイトはない。「だったら自分で立ち上げる以外にない」という具合である。

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前3月期末の求人掲載件数:88万件、会員登録人数103万人に達している。だがここに至る過程では腐心を強いられたことが容易に想像できる。このビジネスモデルはクライアント(求人)側のシステム開発が不可欠。つまり開発に見合う成果(応募や登録の誘導数)が求められる。一定の誘導数を確保してくれるなら取引に応じよう、となるからだ。

IR担当者は「数字をコミットしクリアして、階段を一段ずつ昇るようにクライアント数・求人情報数・ユーザー数をバランスよく増やす努力をしてきました」と言い及んだ。「(1)クライアントの増加⇒(2)情報量の増加⇒(3)ユーザー数の増加⇒(4)アクション(登録・応募)の増加⇒(1)クライアントの増加」という好循環が起こっている証左といえよう。

サイトの認識を高めるためにいわゆるWEBマーケティングと呼ばれる手法が講じられているが、「サイト上で“応募”すると自動的にクライアントに情報が移送され応募が完了してしまう」という便宜さが何にもました認識浸透策になっているといえよう。便利さは自然伝播するのが世の常だからである。

同社のサイトは人材系領域の「正社員中心の転職者」「派遣・アルバイト・契約社員中心」「ファッション業界に特化した転職者」向けと「資格取得者向けのスクール情報」サイトが4本柱。成果に対する課金制が執られている。

急伸過程に身を置くが今後についてIR担当者は「地方に強いサイト、専門性の高いサイトの拡充」「ARPUの拡大」「新たな収益モデルの構築」を淀みなく指折り数え「拡大の余地はまだまだ大きく残っている」とした。

財経新聞

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