「被害者ぶる人」増加中、巧妙な狙いを3分類で読み解く

6月13日(水)6時0分 ダイヤモンドオンライン

周囲からは穏当な注意に見えても注意を受けた本人は「傷ついた。パワハラだ」と騒ぐ場合もある(写真はイメージです)

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被害者のふりをして、誰かを攻撃したり、何らかの利得を得たりする人、つまり“被害者ぶる人”が増えている。“被害者ぶる人”とはどんな人なのかを明らかにし、3つのタイプを紹介したい。(精神科医 片田珠美)


“被害者ぶる人”とは、どんな人か——その定義


 まず最初に、“被害者ぶる人”とはどんな人なのかを明確にしておこう。私が考える基準は2つある。1つめは、「本人の被害の受け止め方と、周囲のとらえ方との間に落差があること」だ。 周囲は客観的に見て「あの人は被害者ではない」と認識しているのに、本人だけが「自分は被害者」と言い張って譲らない。


 本人と周囲の認識の違いは、だいたい2つのパターンに分けられる。まず、事実そのものの認識が違う場合。たとえば、ある女性が「夫に殴られて額にこぶができた」とDV被害を訴えたが、その後、「(この女性が)自分で額をコンクリートの壁に何度もぶつけているのを目撃した」と同じマンションの住人が証言したケースだ。“被害者ぶる人”は、ときにこのようにありもしない事実をでっちあげて被害者のふりをする。


 一方、事実は一応あったものの、その程度をめぐる認識が異なる場合もある。たとえば部下のミスを上司が注意したとしよう。注意した事実は誰もが認めている。また、注意の仕方は、周囲から見ると穏当で、とくに問題になるようなものではなかった。ところが、 部下だけが「傷ついた。パワハラだ」と騒いでいる。このように事実をめぐる争いはなくても、その程度をどう受け止めるかで認識にギャップが生じることがある。





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