「XC40」に遠隔試乗? 人気車に追撃の販促を仕掛けるボルボの考え

6月13日(水)11時48分 マイナビニュース

ボルボ・カー・ジャパンはコンパクトSUV「XC40」のラジコンカーをスマホで遠隔操作して試乗できる新たな取り組み「VOLVO XC40 REMOTE TEST DRIVE」を始めた。期間は6月17日まで。ただでさえ売れに売れている「XC40」だが、追撃のプロモーション施策を打つボルボの考えとは。

○「XC40」の売れ行きは想定以上

「VOLVO XC40 REMOTE TEST DRIVE」は、ボルボのコンセプトストアである「ボルボスタジオ青山」に設置されたジオラマの上を、スマートフォンで遠隔操作する「XC40」で走るデジタルコンテンツ。自宅などの遠隔地から、車載カメラの映像を見つつラジコンを操作することで、気軽に「XC40」のテストドライブを体験できる。どんな内容かはマイナビニュースですでにお伝えしているので、こちらを参考にしていただきたい。

「XC40」はボルボ初のコンパクトSUVで、「2018年欧州カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど評価も高い。日本では300台の限定車「XC40 T5 AWD R-Design 1st Edition」が発売前の予約段階で完売となった。その後に限定車ではない「XC40」が発売となったが、現時点で注文から納車までには6カ月以上の期間を要するとのこと。「サイズ感と価格帯が評価されており、国産車からの乗り換えも非常に多い」と受注状況を説明したボルボ・カー・ジャパン広報は、「下馬評以上の売れゆき」と嬉しい悲鳴を上げていた。日本で最も売れているボルボ車は小型ワゴンの「V40」だが、「XC40」が取って代わる可能性は十分とのことだ。

○ボルボが仕掛ける「余白のようなこと」

そういう状況なので、「XC40」には追加のプロモーションなど不要なのではないかとも思うのだが、「VOLVO XC40 REMOTE TEST DRIVE」を始めたボルボ・カー・ジャパンの狙いはどのあたりにあるのだろうか。スマホ世代に対するタッチポイントを多様化しようという考えなのか、あるいは敷居が高いと思われがちな試乗を少しでも気軽なものにしようという気遣いなのだろうか。これらの質問に一応は頷いてみせた同社広報だったが、今回の取り組みは「ビジネス上の狙いがあるというよりも、もっとカジュアルなもの」というのが本音のようだった。

ジオラマのある「ボルボスタジオ青山」は、イタリア・ミラノに続き世界で2番目にできたボルボのコンセプトストアだ。この場所をボルボ・カー・ジャパンは、クルマを売るだけの場所ではなく、ブランドそのものを売る場所として、つまりは現代ボルボの世界観を発信する場所として活用している。例えば音楽ライブ、トークショー、アート展示などを行ってきたとのことだが、リモート試乗もこの流れで実施するものらしい。こういう拠点を持ったことで、「余白のようなこと」が仕掛けられると同社広報は表現していた。

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