屋根裏の靴箱の中から発見された陶磁器がサザビーズで約21億円にて落札

6月13日(水)18時33分 財経新聞

実際に持ち込まれた靴箱に収まる様子 (c)Sotheby’s 清乾隆 洋彩山水柑子口瓶 落札予想価格50万~70万ユーロ 落札結果:1,618万2,800ユーロ(手数料込)。(画像:サザビーズジャパン発表資料より)

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 6月12日、サザビーズパリの中国美術オークションが開催された。そこで、フランスの田舎の家の屋根裏にあった靴箱の中から偶然に発見された中国の陶磁器が、予想価格を大幅に上回る約21億円で落札されたという。

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 この品、当初の落札価格予想は50万から70万ユーロ(約6,500万円〜9,100万円)であったという。しかし実際には、1,618万2,800ユーロ(約21億円)で落札されるという結果になったのだ。

 屋根裏で発見された美術品は他にもあったらしい。それらとともに長らく屋根裏に忘れ去られたままになっていたわけだが、たまたま家主が発見し、それをサザビーズパリの事務所へと持ち込んだ。査定を担当した専門家は、重要な美術品があまりにも無造作に、紙の靴箱に入れられた状態で目の前に持ってこられたことに驚愕したとのことである。

 作品は、清朝の最盛期である乾隆の時代、1736年〜1795年に作成された「洋彩山水柑子口瓶」。東洋美術のコレクションで名高い、パリのギメ東洋美術館に類似の作品が収蔵されているという。

 サザビーズについて軽く紹介しておこう。創業は1744年。以来、蒐集家と世界の美術品の間をつなぐ役目を果たしてきた。グローバル企業であり、現在は世界40カ国に90の事務所を擁する。年間に開いているオークションの数は250ほどで、西洋近代美術、現代美術、中国美術、時計、ジュエリーなど70以上の分野が存在する。

 ニューヨーク、ロンドン、香港、パリを含む世界9箇所にセールルームを持っており、すべてのオークションをネット上のライブで視聴し世界のどこにいても入札に参加できるプログラム、サザビーズ・ビッド・ナウというものもある。ちなみにもちろん、日本語での要望にも対応している。

財経新聞

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