ネット銀行「ケータイでへそくり」なら、バレずに貯まる!?

6月15日(水)16時0分 NEWSポストセブン

出入金画面

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 各種調査によると今夏のボーナスの使い道を、「預貯金」と答えた人が約半数。震災後の自粛ムードは薄れたとはいえ、「しっかり貯めて、将来に備えたい」という風潮は根強い。そこで、この超低金利時代に、おカネを賢く、こっそり貯める“へそくり”法を考えてみた。


■「家計の口座とへそくり用口座は分ける」が基本のき


 ボーナスのような大きな収入があったときに貯金するのは簡単だが、普段からコツコツ貯めるのは面倒だし、難しい。そこでオススメなのは、家計用の口座とは別に、へそくり用の口座を作っておくこと。


「わざわざ口座を作らなくても、冷凍庫や額縁の裏に隠しておけば大丈夫」と考えるのはちょっと甘い。隠しているつもりでも、へそくりの在処は、意外にバレているものなのだ。また、現金が手元にあると、ついズルズル使ってしまいがち。家計からも自分からも隔離できる口座に入れておけば、ムダ使いも防げるし、へそくり額を把握してニンマリ…という楽しみ方もできる。


■家族に秘密で貯めるなら、ネット銀行を活用


 へそくり用の口座に最適なのは、インターネット銀行(ネット銀行・ネットバンク)を使うこと。ネット銀行は、通常の銀行と違って、店舗をもたず、パソコンやケータイ、スマートフォン(スマホ)のインターネットを通じて取引ができる銀行で、普通の銀行との主な違いを簡単にまとめると、以下のようになる。


【1】出入金は各ネット銀行が提携しているコンビニやスーパーのATMで。

【2】24時間365日、振込などのサービスを利用できる。

【3】通帳はなく、出入金などはインターネットサイトで確認。

【4】通常の銀行よりも手数料が安い。もしくは無料。

【5】普通預金や定期預金の金利が、通常の銀行よりかなり高い。


 へそくり用の口座を作る場合、とくにポイントが高いのはまず【3】。つまり通帳の隠し場所を考えなくてもよい、ということだ。また、【4】のように手数料の心配をしなくて済むなら、給料などが入ったときに、自分で決めた金額をさっと入金しよう、という気になる。もちろん、【5】の金利という面でも、貯金するなら普通の銀行より、ネットバンクがベターということになる。


■ネット銀行選びのポイント1:へそくりは生活導線上に


 へそくり用口座を作るときは、自分の“生活導線”上にあるネット銀行を選べばいい。まず、自宅や職場の近くにあるコンビニやスーパーのATMが、どのネット銀行と提携しているかをチェックする。次に、パソコンなどで、そのネット銀行がほかにどんなコンビニやスーパーと提携しているかも確認する。提携先が多いほど、出入金できる場所が多くなるからだ。


 自分が立ち寄りやすいところにATMがあれば、「ちょっと今週は余裕があるな」というとき、貯金箱に入れるような感覚でへそくり用口座にこまめに貯金ができる。コンビニやスーパーのATMでは、銀行のATMほどの行列ができることは少ないので、待ち時間を気にする必要もない。



■ネット銀行選びのポイント2:パソコンよりケータイ&スマホを活用


 家族でパソコンを共用している場合、インターネットの閲覧履歴からへそくりの存在を嗅ぎつけられるかもしれない。せっかくネット銀行にへそくりを作るなら、ケータイやスマホという、“自分だけ”のモバイル端末を利用しない手はない。


 ネット銀行のなかには、パソコンをもっていなくても、ケータイまたはスマホの電話番号とケータイメールアドレスさえあれば誰でも利用できる「じぶん銀行」も登場。2008年7月にサービスを開始し、今年3月末までに120万口座を獲得するほど人気を集めている。au、ドコモ、ソフトバンクに対応していて、口座の開設もケータイ・スマホでOK。「パソコンはどうも苦手」でも、ケータイやスマホのメールを扱える人なら、すべてのサービスを簡単に利用できる。ケータイ・スマホなら、パソコンのようにいちいち立ち上げる時間や手間もかからない。


■へそくりの極意は「コイン単位で定期預金」


 ムダ使いの予防には、何といっても定期預金。普通預金のままではつい使ってしまうおカネも、定期にすれば自分にストップをかけやすくなる。


「普通の銀行との違い【5】」でも述べたが、ネット銀行は、通常の銀行に比べて金利が高い。例えば、3か月定期にする場合、「三菱東京UFJ銀行」のスーパー定期では、300万円未満・3か月で0.030%(※)。一方、前出の「じぶん銀行」では金額に関わらず0.500%(※)と、約16.6倍もの金利がつくということになる(2011年7月31日まで)。

※2011年6月10日現在・いずれも税引き前の年利率


 ちなみに「じぶん銀行」ではコンビニATMが利用でき、24時間365日、預け入れ手数料は0円。手数料をムダに払わずにすむので、思い立ったときにコツコツ貯金するのに向いている。通常の銀行の窓口に並んで「1000円を定期預金に」というのは、ちょっと気恥ずかしいし、時間も惜しい。しかし、ケータイやスマホなら、思い立ったときに100円、500円ずつでも定期預金にして「使いにくく」してしまえば、へそくりは着実に貯まっていく。


 定期預金の満期が近づいたとき、ケータイに届くお知らせメールにニヤニヤしすぎて、家族にヘンな誤解をされたり、バレたりしないようにご注意を。

NEWSポストセブン

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