セブンのサントリー離れ? 激化するPBめぐる駆け引き

6月16日(火)11時0分 ダイヤモンドオンライン

サントリーが独占していたセブンプレミアムの金のビールの棚に、キリンが割って入るPhoto by Hiroyuki Oya

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 ついにビール業界の雄もセブンの軍門に下ってしまったか──。


 セブン&アイ・ホールディングスは、キリンビールと共同開発したプライベートブランド(PB)のビールを今月9日に発売した。


 自社ブランドにこだわってきたキリンは、これまで特定のコンビニエンスストア向けの「限定商品」を出したことはあった。しかし、特定チェーン向けのPB商品を開発したのは初めてのことだ。


 今回発売された「セブンゴールド まろやかエール〈無濾過〉」は228円(税込み)で、セブンがサントリーと組んだPB「金のビール」と同じ値段。キリン自身のブランド、プレミアムビール「グランドキリン」シリーズの245円(同)より安い価格設定だ。


 パートナーにセブンを選んだことについて、キリンの橋本誠一常務は「日本最大の巨大チェーンであることに加え、ブランドを育てられるメリットがある」と語る。


 橋本常務の言葉通り、セブンの圧倒的な販売力は、メーカーに対し、「特定チェーンのためだけにPBは作らない」という方針の転換を迫っている。4月にも日本コカ・コーラの缶コーヒー「ジョージア」が、セブンのPBとして登場。コカ・コーラは世界的にPBを作らないことを方針としているが、日本コカは「ダブルブランド」という名目で実現させた。


 メーカーがここまでセブンになびくのは、PBに選ばれれば、商品の入れ替わりが激しいコンビニで確実に売り場の“棚”を確保できるからだ。




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