英語における「笑い話ですむ間違い」と 「誤解を生む間違い」とは?

6月19日(火)6時0分 ダイヤモンドオンライン

「たった1分の音読で、英語がスラスラ話せる。英語4技能も伸びる」。

「そんなバカな!」と思うかもしれないが、事実だ。

今、『1分間英語音読』という本が発売即重版となり、話題になっている。著者は東進ハイスクール英語科講師の大岩秀樹氏。1分間英語音読とは、「1分と時間を区切り、中学レベルの基礎英文を繰り返す」音読法だ。

音読する英文に英語4技能(Reading・Listening・Speaking・Writing)すべてに欠かせない文法事項が盛り込まれており、「やればやるほど英語力が伸びる!」を実感できる構成になっている。大岩氏の特別インタビューを公開する(構成:中村明博)



「誤解を生む間違い」とは?


 外国語を話す方と「友人」になるとすれば、あなたはどちらのタイプと友人になりたいでしょうか。



A:完璧な日本語を話す人

B:ところどころおかしな日本語を話すが,伝達内容はしっかりしている人


 個人的には、Bの方と「友人」になりたいと思います。理由は、話をしていて、ちょっとした言い間違いが和やかな雰囲気を作り、話に花が咲くのではないかと思うからです。


 しかし、「ちょっとした言い間違い」にも2つのタイプがあることは言うまでもありません。それは、「内容がきちんと伝わる間違い」と「内容が違って伝わる間違い」です。


 前者は和やかな雰囲気作りを手伝いますが、後者は誤解から衝突を生む可能性すらあります。


 したがって、「内容が違って伝わる間違い」は絶対に避けなければいけません。


 外国語を学習する上で目標とすべきことは、「全ての表現を完璧にする」ことではありません。


「誤解が生じない知識を身につけ,最低限の表現を使いこなす」ことではないでしょうか。


 たとえば,相手がこのような表現を使ったら,あなたならどう感じますか?


・I love book.

・She love book.


 正しくは「I love books.」「She loves books.」ですが、内容はきちんと伝わります。「ちょっとおかしな英語を使う人がいる」という和やかな雰囲気になるのではないでしょうか。


 では、次のような表現ならいかがでしょうか?


・I love him.

・She love him.


 これがもし、「I loved him.(好きだった)」「She loved him.(好きだった)」の意味で使ったのであれば、「過去」と「現在」の区別が付かず、場合によっては恋敵と勘違いされる……ということもあり得るのではないでしょうか。


 新刊『1分間英語音読』では、atやinなどの前置詞をはじめとした、ニュアンスを伝える表現(多くの場合、内容はきちんと伝わる間違い)はあえて取り扱っていません。


「語順」や「時間」など、英語学習者が絶対に押さえるべき「誤解が生じないように使いこなしてほしい表現」のみを取り扱いました。


 最初から正しい英語を身に付けることはできませんし、またその必要もありません。本書を通じて、「ノンネイティブ」として自信が持てる英語力を身につけていただきたいと願っています。


★参考記事

・英語の「語順」がわかる!「語順音読」で効果的にマスター!


・英語の「時制」をマスター!「時間音読」がよく効く!





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