自社が生み出すデータの重要性に 経営者は気づくべきだ

6月21日(火)9時0分 ダイヤモンドオンライン

テラデータの強みは

独自技術とオープンソースの融合


 製造業の現場やゲノム解析、マーケティング分野など、ビッグデータを収集し、分析することで新たなビジネスが生まれている。ただし、データを効率よく分析するためには専門の分析ソフトウェアが必要になる。


 この分野で長年の実績を持つ企業がテラデータだ。ビッグデータと呼ばれる以前から、業種別に大量のデータの分析基盤を提供してきた。近年はビッグデータの処理に注力する一方、新興のソフトウェア企業を多数買収して技術を取り込んでいる。


 テラデータで分析ソフトウェアの開発部門は「テラデータ・ラボ」と呼ばれる組織で、米国サンディエゴを中心にシリコンバレーなどにも拠点を持ち、世界1400名のエンジニアが新しいシステムの開発に従事している。オリバー・ラッゼスバーガー氏は、そのラボの総責任者を務める。


 ラッゼスバーガー氏は、前職のeBayなどで10年以上のデータ分析の部門のリーダーを務めてきた。長年テラデータのユーザーだったわけだが、その後、ソフトの提供側に転じた。


 実はテラデータ・ラボでは、現在は基本的な分析プログラムの開発は行っていないという。多種多様なタイプのデータに対して、すでに構築している分析アルゴリズムをいかに効率よく動かすシステムを作るか、そこに注力している。「標準的なハードウェアプラットフォームでプログラムを、どう組み合わせれば最高のパフォーマンスになるかを研究し、顧客に提供することがもっとも重要です」(ラッゼスバーガー氏・以下カギカッコ内同様)


分析のノウハウは

一朝一夕には得られない


 企業向けにデータ分析のソフトウェア製品を提供する企業はいくつもあるが、テラデータは、とくに大量のデータの収集と高速処理に関して評価が高い。その理由について、ラッゼスバーガー氏は、オープンソース・ソフトウェアと自社の技術の組み合わせによって、最もよいデータ処理のパフォーマンスを実現していると説明する。


「当社のユニークな点は、自社だけの技術に頼らず、オープンソースの基盤を用いて低コストで開発ができるところです。大量のデータを収集する部分では、『Hadoop』などのオープンソースの資源を有効に使って開発期間を短縮し、データを分析する中核部分は、テラデータ独自の超並列処理の基盤を使うことができます」




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