なぜ、ネガティブなときに本や映画を見てはいけないのか?

6月23日(木)11時0分 ダイヤモンドオンライン

 ダイヤモンド社より発売され、早くも増刷して話題の『外資系エリートがすでに始めているヨガの習慣』よりその一部を抜粋してお届けする。


体の「自然治癒力」を取り戻そう


 ホメオスタシス(恒常性)という言葉をご存知だろうか? 簡単にいえば、「体を一定の状態に保つ」働きのことだ。


 暑い場所に行けば汗をかいて体温を下げる。寒い場所に行けば体を震わせて体温を上げる。このように、体内環境を調整するしくみのことである。


 人間の体は本来、ホメオスタシスが働き、具合が悪くならないように「自然治癒」をする力がある。


 しかし、運動不足などで身体性を失い、自律神経もうまく働かなくなると、ホメオスタシスも正常に働かなくなる。


 そこで身体性を取り戻し、人間が本来持っている「健康を取り戻そうとする力」を正常化させる必要があるのだ。


 私は、ホメオスタシスは「心」にも通じるのではないかと考えている。


 つまり、人間は本来、ポジティブでやる気に満ちた気持ちを持っているのだが、何らかの事情で体が不調になると、心も不調のままとなり、自然治癒ができなくなるのではないだろうか。


 ネガティブな赤ん坊は見たことがない。本来、人はポジティブなのだ。


ネガティブなときには余計な情報を入れないほうがいい


 ヨガは「心をリセットする作業」でもある。


 忙しい現代人は、朝から晩まで仕事に追われ、睡眠時間も十分にとれず、「早く週末にならないかな」とぼやきながら毎日を過ごしている。


 ストレスを発散させるために、飲みに行ったりカラオケに行く人も多いだろう。しかし、騒いでいるときは楽しくても、翌朝には再び気分がどんよりして、「仕事に行かなきゃ」とため息をついているはずだ。まったく根本解決ができていない。


 そこでヨガによって、強制的に心のスイッチを切る必要があるのだ。


 前向きになりたいときに、本を読んだり、音楽を聞いたりする人も多いだろう。


 しかし、余計な情報やネガティブな感情で溢れかえっているときに、いくら新しい情報を入れてもうまくいくはずがない。モノで溢れかえっている部屋にいくら新しい家具を入れようとしても入らないのと同じである。


 それよりも大切なのは余計なものを取り除く作業である。


 ヨガとは心を整え、穏やかにするための具体的な方法だ。


 ネガティブな精神状態のときにさらに新たな情報を詰め込んでも余計に混乱するだけ。 まず、心身をリセットすることで、自然に気持ちは良い方向に行くはずだ。

ダイヤモンドオンライン

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