鹿児島高専が教育委員会等と連携し生涯学習講座を開催
2024年6月25日(火)11時46分 PR TIMES
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75419/378/75419-378-c2c7e6a883b4679205317633fadfd7bd-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ](講座の様子)
鹿児島工業高等専門学校(鹿児島県霧島市 校長:上田悦子 以下「鹿児島高専」)は霧島市教育委員会・志學館大学と連携し、生涯学習講座 ニューライフカレッジ霧島「隼人学」 第1回講座を令和6年6月8日(土)に開催しました。令和6年度は「未来に向けた地域の情報化 〜くらしの中で考える〜」をメインテーマとしており、地域の情報化について市民とともに考え、未来に備えることを目的としています。
【令和6年度 第1回ニューライフカレッジ゛霧島「隼人学」 実施概要】
講演タイトル:災前、戦前を生きる地域メディアの役割
開催日:令和6年6月8日(土) 9:30〜
主 催:鹿児島工業高等専門学校、霧島市教育委員会、志學館大学
会 場:鹿児島工業高等専門学校図書館2階 学年横断学科縦断講義室
今回の講座では、1.南日本新聞の歴史 2.災前を生きる役割(・能登地震の教訓を生かす、・桜島大噴火の報道から、・記念日報道で記憶を呼び覚ます) 3.戦前を生きる役割(・近代日本の戦争の歴史、・日本の安全保障政策を巡る近年の政府解釈、・鹿児島県で起きている「軍事の備え」)と言った、南日本新聞の歴史や、災害や戦争における地域メディアの役割について詳しく説明されました。特に、能登地震や桜島大噴火の報道を通じて災害前の役割、そして近代日本の戦争史や安全保障政策、鹿児島県での軍事備えに関する事例を通じて戦前の役割について、具体的な新聞記事等をあげての説明がありました。地域メディアがどのようにして過去の教訓を未来に活かして地域社会に貢献していくかを示し、特に災害時におけるメディアの役割や、記念日報道の重要性についての説明は、受講者が地域の情報化やメディアの役割について深く理解する良い機会となりました。
【講師略歴】講師名:門田夫佐子(かどたふさこ)
南日本新聞論説委員会副委員長
鹿児島市出身。大学卒業後、南日本新聞社入社。記者として30年余りを過ごす。駆け出しは文化部で、考古学や美術記事を担当。経済部で小売業や農業関係の取材を担当する。伊佐支局、東京支社報道部、編集委員、霧島総局などを経て2022年4月から論説委員会に配属。主に1面コラムの南風録や、社説を交代で執筆している。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75419/378/75419-378-ba5387659facbd4006bf07484aa92657-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ](講師:門田夫佐子氏)
鹿児島高専について所在地:鹿児島県霧島市隼人町真孝1460-1
校長:上田 悦子
設立:昭和38年4月
URL:http://www.kagoshima-ct.ac.jp/
地域貢献の基本方針
(1) 地域社会及び地域産業界が抱える課題の把握に努め、地域が必要とする取組みや地域に実りある結果をもたらす活動を推進する。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75419/378/75419-378-92858b8b1a3e217b8361a1e1d8ef9ccb-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ](鹿児島高専)
(2) 産学官連携活動及び地域企業や機関等に対する技術開発支援等を集約的に推進するための組織を設置する。
(3) 教職員及び学生は、地域社会の一員として、地域住民や団体、自治体、他の教育機関等との相互協力に努め、地域社会との共生を図る。