富士フイルムとキャンバス ペプチドを用いたがん免疫治療薬の共同研究契約を締結

6月26日(月)19時15分 @Press

富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、社長:助野 健児、以下 富士フイルム)と株式会社キャンバス(本社:静岡県沼津市、社長:河邊拓己、以下 キャンバス)は、6月26日、ペプチド(*1)を用いたがん免疫治療薬の共同研究契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。本共同研究では、中分子医薬品の分野を中心に、がん免疫治療薬の候補化合物の創出を目指します。

◆詳細はWebサイトをご覧下さい。
⇒ http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1198.html?link=atp

がんの一般的な治療法には、抗がん剤投与、外科手術、放射線照射がありますが、近年、これらに次ぐ第4の治療法としてがん免疫療法が注目されています。がん免疫療法は、生体の持つ免疫機能を高めてがん細胞を死滅させる治療法で、抗がん剤投与や放射線照射と比べて副作用が少なく、延命効果も期待できることから、がん免疫治療薬の研究開発が進んでいます。なかでも抗体を用いたがん免疫治療薬の研究開発が活発化しており、既に上市されたものがありますが、適応症の患者すべてには治療効果が期待できないという問題があります。

富士フイルムとキャンバスは、今回締結した共同研究契約の下、ペプチドを用いた中分子医薬品などの分野で、がん免疫治療薬の候補化合物の創出を目指します。中分子医薬品は、細胞膜透過性に優れる低分子医薬品の特長と、標的への特異性や結合力が高いため副作用が少ない抗体医薬品の特長を併せ持った医薬品で、有効成分が細胞内に入ることにより、細胞内でのたんぱく質間相互作用(*2)を阻害するアプローチなどが可能になるため、従来の医薬品とは異なる新しい創薬標的が狙えるといわれています。

今回の共同研究では、富士フイルムが、写真フィルムの研究開発で培った、高度な化合物の合成力や設計技術、抗がん剤の研究開発の知見やノウハウなどを活かし、ペプチドおよび低分子化合物の合成・設計を行います。またキャンバスは、ペプチドを用いた抗がん剤候補品の創薬研究で蓄積してきた経験に基づき、富士フイルムが合成・設計した候補化合物の薬効評価を実施します。

今後、富士フイルムとキャンバスは、新規がん免疫治療薬の創出を通じて、がん患者に対する治療法の新たな選択肢を提供することを目指します。

*1 ペプチドとは、一般的にアミノ酸が2〜50個程度繋がったタンパク質の断片。生体内のペプチドのアミノ酸や立体構造を参考にした人工的なペプチドを有効成分とする中分子医薬品を開発することで、アンメットメディカルニーズの充足に貢献すると期待されています。
*2 たんぱく質間相互作用とは、たんぱく質が、代謝やシグナル伝達などの機能を果たすためにほかのタンパク質などと結合する作用のこと。その仕組みを解明し、人工的に化合物を設計することで、創薬に繋がる化合物が得られる可能性が高いと考えられています。

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