キャッシュレス決済市場、2021年度に100兆円超との予測

7月4日(木)9時0分 MONEYzine

 矢野経済研究所は、国内キャッシュレス決済市場は2021年度に100兆円を超え、2023年度に約126兆円に拡大するとの予測を発表した。


 矢野経済研究所は、国内キャッシュレス決済市場の調査を実施した。この調査では、「キャッシュレス決済市場」を、クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードなどの現金以外の支払い手段で決済(支払)された金額と定義。市場規模は決済額ベースで算出している。また、その他にはキャリア決済等をも含んでいる。


 矢野経済研究所は、2018年度の国内キャッシュレス決済市場規模(現金以外の支払手段での決済総額)は約82兆円に達し、2019年度は約89兆円を超える水準まで拡大すると予測。新たな決済サービスとして注目のQRコード決済については、国内市場規模は今後2兆円を突破する水準まで拡大するとみている。


 2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を前に、訪日外国人客向けに決済インフラの整備が進められている。今年のラグビーワールドカップに向けては、特に割賦販売法の改正に伴い、加盟店におけるクレジットカード端末のIC化による不正使用対策や、海外で普及してきているコンタクトレスEMV(クレジットカードの認証手段である非接触IC規格<NFC>の国際規格統一によるコンタクトレス決済)への対応が急速に進んでいる。


 矢野経済研究所は、クレジットカード決済を中心に、プリペイド決済やデビット決済の拡大が進み、2023年度に国内キャッシュレス決済市場規模は約126兆円まで拡大すると予測している。


【調査概要】

1.調査期間: 2018年12月〜2019年4月

2.調査対象: 国内の主要ペイメントサービスプロバイダー(PSP)、クレジットカード会社、プリペイド発行事業者、デビットカード発行事業者、QRコード決済サービス提供事業者、決済ソリューション提供事業者、端末ベンダー等

3.調査方法: 当社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、文献調査を併用


MONEYzine編集部[著]


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