尾原和啓さんの結論「イノベーションに感性と数学はいらない」

7月22日(月)6時0分 ダイヤモンドオンライン

尾原和啓さん。『アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る』(藤井保文・尾原和啓著、日経BP社)など著書多数。

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世界で活躍するシリアルイノベーター、濱口秀司さん(@hideshione)の論文集『SHIFT:イノベーションの作法』を、みなさんはどのように読んでくださったのか。濱口さんをよく知る、これまた多士済々(ちきりんさん、石川善樹さん、尾原和啓さん、坂之上洋子さん、石黒浩さん)に、感想を聞いてみました。この論文集をこれから読む方にも、すでに読んだ方にも、この論文集の活用法や、効果を最大化する方法のヒントになるかもしれません!

今回うかがうのは、尾原和啓さん(@kazobara)。発売当日に「めちゃくちゃ目ウロコ。イノベーションに関して、ここまで平易に再現性をもって語れるのか!というワクワクです!」とツイートくださった目ウロコについて少しくわしく伺いました。



一言でいうと、これは「論文集」ではなくて「処方箋」だと思います。


「問題解決」より「問題発見」の重要性が問われている時代に、問題をいかに発見し創造するか、ここまでプロセス化したものはなかったのではないでしょうか。元来、日本人はプロセス・マネジメントに強く、誰より速く品質高く、問題解決することで勝ってきましたが、問題創造には苦手意識があるように思います。でも、濱口メソッドの「SHIFT」を使えば、日本人は実は問題創造も得意なはずだ、という主張に勇気づけられました。プロセス・マネジメントにおけるイノベーションを浮かび上がらせているのが、この論文集ではないでしょうか。


個人的には、「ベータ100」というラピッド・プロトタイピングの効果に共感しました。デザイン・シンキングの受容性調査に近いですが、ユーザーインサイトなど感性に委ねるのではなく、100例という工学、エンジニアリングになっているぶん理解しやすい。


この論文を読むと、SHIFTを起こすために、特別な感性もいらないし、数字に強くなくてもいいんだ、と思わせられる。おそらく一番邪魔なのは「素直じゃない」ってことですよね。素直にやってから考えりゃいいんじゃないの、と背中を押されている気がしました。(談)


>公開されたこれまでの感想文はこちらから↓

〇ちきりんさん(社会派ブロガー)「この論文集には愛がある!」

〇石黒浩さん(大阪大学教授)「絶対に真似できないから、読んではいけない」

〇石川善樹さん(予防医学研究者)「知の三巨人〜デカルト・ベーコン・濱口秀司〜」

〇坂之上洋子さん(経営ストラテジスト)「濱口秀司さんの仕事の特に美しい点」

ダイヤモンドオンライン

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