KDDI、エッジコンピューティングで活躍するAIの圧縮・演算量削減技術を持つアラヤに出資

7月23日(火)9時0分 MONEYzine

 クラウドと通信することなく、自動車やドローンなどのエッジ側で素早くAIが推論を行うために欠かせないエッジAIの技術を持つアラヤ。KDDIは5G時代を見据えて同社に出資した。


 KDDIは「KDDI Open Innovation Fund 3号」を通じて、AIやディープラーニングにおいて、特にエッジAIの技術に強みを持つ株式会社アラヤに出資した。


 AIによる推論は演算量が非常に多く、現在はクラウドなどの豊富なコンピューティングリソースを必要とするが、自動運転などでは、クラウド経由による応答の遅延や通信環境の不安定さは大きな障害となる。また、エッジからクラウドへ全データを送信するには大きな通信帯域を必要とし、コストが高くなる要因となる。


 そのため、よりエッジ側のデバイス (自動車、スマートフォン、ドローンなどの末端機器) でAIを動かす技術が求められている。


 2013年設立のアラヤはAIをエッジデバイスに搭載可能なAIの圧縮・演算量削減に関する独自の技術 (特許取得済) を保有しており、この技術を活かしたAIの自動圧縮ツールの開発を進めている。


 さらに、将来的にAIが人間に近づく世界を実現するために必要となる「デバイスの自律エージェント化」の技術開発も行っており、これは、ドローンによるインフラ自動点検やシステムのデバッグ自動化、電力・空調の最適制御などへの活用が期待される。


 両社は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のAIエッジ制御の研究開発テーマを共同で受託し、AIエッジコンピューティング技術開発、ドローンの自律制御への適用を進めている。


MONEYzine編集部[著]


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