「冷房の効きすぎで体調崩した」社員の労災申請は認められるか

7月24日(火)6時0分 ダイヤモンドオンライン

今年は連日の猛暑。皆さんの職場でもエアコンの温度設定を巡るバトルが加熱しそうだ!(写真はイメージです/Photo:PIXTA)

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今年の4月に中途採用で甲社に入社したA(女性)は乙事務所に配属された。自宅近くの会社で働ける彼女にとって、まさに「願ったりかなったり」の職場であった。ところが、会社に慣れた頃、彼女は予想外のことに悩まされ始める。それは…?(社会保険労務士 木村政美)



<甲社及び乙事務所の概要>

 営業メインの会社。勤務時間は午前8時半から午後5時まで、完全週休2日。社員数は全社合計で100名。本社の他に事務所が3ヵ所ある。今回の舞台となる乙事務所の社員数は10名で、事務担当のAと責任者のB所長以外は全員が男性の営業職。乙事務所は間取りが10畳ほどと狭く、社員全員の机や椅子が所狭しと配置されている。

<登場人物>

A:今年の4月に中途採用で甲社に入社後、乙事務所に配属され、事務を担当している女性で26歳。会社の近くに住み、通勤は徒歩10分。自宅近くの会社で働いて給料をもらえればいいと気楽に考えており、まさに「願ったりかなったり」の職場である。

B:所長。50歳。とても暑がりでかき氷が好物。

C:本社の部長。B所長の上司である。

D:Aの前任者。乙事務所で20年間勤務していた。55歳。女性。

E:Cの大学時代の同級生で社労士。

暑がり所長が冷房の温度を管理

肩や腰、膝の痛みに悩まされる


「暑いっ!暑くてたまらない!巨大かき氷の中に頭から突撃したい気分だ!」


 6月に入って間もなく、B所長は空調の設定温度を下限の18度まで下げ、風の強さを最大限にして事務所内をガンガン冷やし始めた。B所長は、空調の吹き出し口の下に立ち、満足気に言った。


「ああ!涼しくて気持ちいいぞ!!」





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