1万2千人のリストラの中、希望の星「日産・リーフX Vセレクション」登場

7月29日(月)20時40分 財経新聞

特別仕様車「日産リーフ X Vセレクション」(画像: 日産自動車の発表資料より)

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 日産は7月25日、2022年度までに世界14拠点で1万2500人の人員削減をすると発表した。たとえ日産であっても、1万2千人のリストラは苦しかろう。カルロスゴーン元会長の問題だけで販売不振に陥ったのだろうか?北米市場でのインセンティブに頼った販売方策も、問題となっていたのは数年前からだ。日本市場は寂しい限りで、取り立てて採り上げるほどの車種もデビューしていなかった。

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 その中で、日産リーフは「希望の星」ではないのか?BEV、HEVで良い評判を得ているのだが、新型スカイラインはプロパイロット2.0をメインで売り出しだ。リーフに続くBEVで日産は攻勢をかけられないのであろうか?日本国内において日産リーフは、累計12万5000台を超える販売台数を記録している(2010年12月から2019年6月末)。

 そして7月25日、「日産リーフ X Vセレクション」が発売された。バッテリー出力40kWhの「X」グレードに、好評の「インテリジェント アラウンドビューモニター」などと、先進安全技術「プロパイロット」運転支援技術、17インチアルミホイールを標準装備した。

 インテリジェント アラウンドビューモニター(車線逸脱防止支援システム)、BSW(後側方車両検知警報) 、RCTA(後退時車両検知警報)、インテリジェントDA(ふらつき警報)などかなり充実してきた。特に「アラウンドビューモニター」は便利で、クルマを上空から見たような映像で示せるので、ユーザーとしては必須とした方が良いのだろう。問題は、それらの機能が確実に作動することをどのようにチェック出来るかだ。ソフトウェアの間違いは大変発見しづらく、重大な事故に至らないことを祈るばかりだ。

 リーフに続くBEVを計画的に投入する時期のはずで、もう少し大きなモデルと小さなモデルへの展開が待ち遠しい。また、バッテリー性能の進化がもう一息のところになってきているため、数年後には一斉にBEVの花が咲くような気がする。今回マイナーチェンジしたスカイラインも、プロパイロットの進化だけでなく、新パワーシステムの動向が楽しみな分野だ。

 「日産リーフ X Vセレクション」の価格は386万8560円。タイヤは215/50R17 91Vタイヤで、ボディが大きく広くなった最近の日本車はバネ下重量の大きさが気になるのだが、前輪トルクが強い割には良く制御出来ていると言えるのだろう。

財経新聞

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