盗難から愛車を守る 機械式と電気式の二重ロックが効果的

7月30日(金)8時31分 財経新聞

 自働車盗難件数は年々減少しているが、依然として駐車場での盗難は多発している。イモビライザーが標準化されてきてはいるが、昔ながらのメカニカルな自動車泥棒には有効なものの、高度な技術を持つ窃盗集団にはほぼ効果がない。したがって機械式と電子式の技術を取り入れた盗難対策を取り入れれば、愛車を盗難から守れる確率がかなりアップする。

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 自働車盗難は、2003年の6万4,223件をピークに減少傾向にあり、2020年には5,210件にまで減少した。しかし、駐車場所では駐車場での盗難が激減しているにもかかわらず、一般住宅での盗難はほとんど横ばいで推移しており、全体の3分の1を占めている。(警視庁生活安全局より)

 盗まれる場所に自宅が多い理由には、狙いを定めたクルマの動きが、窃盗団に把握されやすいことや、深夜の住宅街は人気もないため盗みやすいことが挙げられる。また、自宅で盗まれるとは思っていない人が多いので、クルマを自宅に駐車した後安心しきっていることも原因だろう。

 高級車やビンテージカーだけでなく、軽自動車まで被害に遭うため、いつ自分のクルマが盗まれてもおかしくない。多様なクルマが盗まれる原因は、クルマを分解してパーツとして売りさばくルートが国内外に広く流通しているからだ。

 最近のクルマには、イモビライザーが装備されることが多くなっているが、高度な技術を持つ窃盗団は、簡単にセキュリティを突破できる。というのも、現在一般の人でもクルマの配線図から車両修理書、整備書などが安易に手に入れられるため、構造が理解できれば簡単にイモビライザーは突破できる。

 またイモビライザーは、コスト削減から同一構造をどのメーカーも採用しているため、1つの構造がわかれば、装着車はすべて開錠できるという弱点がある。

 そこで、大切な愛車を守るには、1990年代以前の盗難対策も同時にするとよい。具体的にはハンドルロックはかなり有効だ。そして、クルマをすぐに走り出せないようにチェーンで入口をロックするなど、物理的対策と電気式対策の2重ロックが効果的だ。

 もちろん、これら2つの対策に強い窃盗犯に遭遇する可能性もあるが、窃盗犯の心理として時間がかかることは嫌うことから多重ロックは有効だ。

財経新聞

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