お金持ちになりたいなら、ダメ元思考で行こう

8月6日(火)21時40分 All About

仕事が速くて稼げる人というのは、拒否されることを恐れません。そのため、ちょっと気になったこと、頼みたいことがあったら、ダメ元で気軽に声をかけることができます。そこで、この「ダメ元思考」をご紹介します。

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仕事が速くて稼げる人は「拒否されること」を恐れない

仕事が速くて稼げる人というのは、拒否されることを恐れません。そのため、ちょっと気になったこと、頼みたいことがあったら、ダメ元で気軽に声をかけることができます。

見積もりが高いなと感じたら、「もうちょっと安くなりませんかね?」とか、かなり無理な納期にも関わらずさらに納期短縮してほしいときも、「無理を承知ですんません! もうちょっと早くなりませんか?」などと聞いてみます。

忙しそうな部下や後輩にも、「忙しいところ悪いんだけど、これやってもらえないかな? 無理ならいいんだ、気にしないで」とダメ元でお願いします。未経験の仕事でも、「とりあえずやってみよう」という姿勢で貪欲にチャレンジできます。「無理そう」などと自分で線引きすることがあまりありません。

なぜダメ元で挑戦ができるか

彼らがなぜダメ元で挑戦ができるかというと、3つの視点を持っているからです。

1つは「言ってみるだけならタダ」「頭を下げるだけならタダ」という、現実的かつ合理的な視点です。

2つ目は、仮に拒否されても、提案内容が否定されただけで、自分の人格まで否定されたなどとは捉えない発想ができる点です。

たとえば「もうちょっと安くならないか」が拒否であっても、安くすることでは折り合いがつかないということで、自分の人間性とは関係ありません(もちろん、無茶な値引き要求をすれば「頭おかしい」と思われるでしょうが)。

仕事をお願いして断られても、関係が悪い相手であれば別ですが、物理的に時間や手間が取れない場合がほとんどでしょう。

3つ目は、「それによって何が起こるか」を具体的に想像しようという視点です。やってみてうまくいかないとき、「どんなリスクがあるか」が想定できれば、恐怖感は下がります。たとえば、

「これをやってダメでも、お金がこれくらい損するくらいだ。ならやってみよう」

「うまくいかなくても、上司からちょっと注意されるくらいだろう。最悪は始末書を書けばいい」

などと、自分に及ぶリスクとその回避方法や対処方法を想定するから、気軽に挑戦でき、結果としてより多くの経験を積んでスキルや能力が高まるのです。

「ダメ元で言える・やれる体質」に変換する

稼げない人はこの逆で、「これを言ったら失礼かな」「こんなこと言いにくいな」と躊躇します。また、自分の提案や意見が否定されたら、自分の全人格を否定されたように感じ、傷つくのを恐れて躊躇します。彼らはプライドが高すぎて、「こんなこと言ったら、こう思われるんじゃないか」と他人の目を必要以上に気にします。

そのため、自分に不利な条件をそのまま飲んでしまったり、自分で抱え込んだりしてしまいます。会議や日常生活においても、自分の主張が否定されたら逆ギレする人がたまにいますが、たいていこのタイプです。

また、「やってみたあとのこと」を詳細に予測する想像力も欠けています。「ハイリスクだ」というだけで思考が停止し、そのリスクはどの程度か、どのくらい自分にダメージを与えるか、回避方法や対処方法はないか、といった影響を具体的に考えられない。

先行きの見えない未経験の仕事を恐れ、うまくいくとわかっているものしかやろうとしません。だから成長もありません。

このように、ダメ元思考があるかどうかで、目の前の仕事のスピードから、将来の伸びしろまで、大きく変わってしまいます。

そこで、前述の3つの視点を自分にインストールすることで、ダメ元で何でも気軽に言える、やれる、その結果仕事が速くなる体質に変換していきたいものです。

参考文献:『仕事が速いお金持ち 仕事が遅い貧乏人』(学研プラス)
(文:午堂 登紀雄(マネーガイド))

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